ワンセグのビジネスモデルは広告ではない-テレビプラス岩垣氏

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テレビプラスの岩垣さんによると、間違った意味でワンセグ放送に期待している人が多いという。ワンセグの可能性は、広告のビジネスモデルにあるのではなく、放送と通信の橋渡し役にあるのだという。

  • GyaOのようなコンテンツのプラットホームには興味がないが、広告配信のプラットホームには興味がある。新商品の発売前に宣伝ブログで盛り上げるという手法が出ているが、それをテレビコマーシャルと組み合わせることでもっと効果が出るのではないか。テレビで「すごい新商品が出ますよ」と、ちょっと秘密めいたコマーシャルを出し、「詳しくはこちらのホームページで」という道筋を作っておいて、盛り上げてから販売するという手法はどうだろう。さらに新商品の情報ばかりが集まるポータルがあれば、新しい物好きのユーザーが集まるのでは。そういうことは積極的にやっていきたい。
  • われわれの役割は、テレビから通信の世界に、いかにシームレスに人を流し込めるか。難しいところだが、この部分でワンセグに期待できる。
  • ワンセグそのものにビジネスモデルがあるように考えている人が多いが、ワンセグは放送と通信をつなぐブリッジの意味が大きいと考えている。
  • ワンセグで視聴者が増えるという理由で広告主からより多くの広告料金をもらいたいところだが、そうすると出演者などの権利者からも支払いを請求される恐れがある。今のところは、スポンサーにも請求しないし権利者の請求にも応じないとしたほうが得だという考え方だ。そういう意味でワンセグの広告モデルで収益を上げることは難しいかも。だからより多くの広告を得ることよりも、放送と通信を結ぶブリッジとして利用するほうがいい。
  • 今は番組のURLを入力してもらったり、空メールを送ってもらわなければ、番組のサイトに誘導できない。しかしワンセグだと、テレビで見ている放送局と同じ放送局をワンセグで選んでもらえばケータイのボタンを押すだけで、すぐに通信の世界に飛んできてもらえる。課金の仕組みなど通信の世界に確固たるビジネスモデルを作っておけばいいので、ワンセグはそのように利用されるのではないか。
  • テレビは広告主とだけのつきあいというBtoBの世界。これまでBtoCの世界は手付かずだった。ワンセグでBtoCへ

岩垣伸哉氏インタビュー 第2回音声ファイル」

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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