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岩手の猛者、上路(じょうじ)健介氏は、フラッシュ技術者として日本のトップレベルに入る。それでも上路氏はITの最先端で戦おうとはしない。最先端の開発競争の中で勝ち残った技術や仕組みを、おしゃれに、使いやすく改良し、より多くの人に喜んでもらうのが自分の使命だと考えているからだ。
確かにWeb2.0と呼ばれるような画期的なサービスが次々登場しているが、果たして社会の何%の人がそうした最新のサービスを使いこなせているのだろう。最新の技術革新の恩恵を受けているのはわずか一握りのパワーユーザーだけで、社会の大半の人はいまだにその便利さ、楽しさを享受できないままなのではなかろうか。
マスコミ人として、マスと呼ばれる社会の大半の人たちにITの便利さを届けられる立場に自分はある。上路氏はそう考えて、自分なりの「放送と通信の融合」を仕掛けてきた。 これまで「KIKERUツールバー」「話題連動型広告」など、放送局向けに幾つかのサービス、仕組みを開発してきた。アイデアはまだまだある。
先日、幕張メッセで開催された「Interop」では、上路氏の講演は満席となり、講演後には放送局や電機メーカー関係者らが名刺交換のための長蛇の列を作った。その後、上路氏のところには無数の協業話が寄せられているという。
岩手放送という1企業の枠を超え、マスコミ業界のIT化もけん引するようになった上路氏。今後の活躍から目が離せない。
「インターネットの発展に寄与するWeb人」に贈られるというWeb広告研究会が主催する
「第5回 Webクリエーションアウォード」の一次審査に上路氏がノミネートされた。こういう人こそ受賞してもらいたいと思います。