20XX年、メディアはこうなる

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 いわゆるマス広告が崩壊し、その代わりに次世代マーケティングプラットフォームとでも呼ぶべきマネタイズ手法が確立したときに、メディアはどのような形になっているのか。
 マーケティングプラットフォームを可能にするのは各種データである。検索エンジンへの検索キーワードから始まって、行動ターゲティング、ウェブ解析、
ソーシャルグラフ(人間関係)などなど。こうした自動マーケティングを可能にするデータを最も多く持つであろうサイト形態は、コミュニティーである。ソー
シャルメディア、参加型メディアである。
 つまり参加型メディアが現在のマスメディアの進化形であり、既存メディアが参加型メディアに進化することができれば、広告市場の縮小に伴い窮地に陥りつつあるメディアビジネスは、マーケティングプラットフォームが確立するころには再び収益率の高いビジネスになる可能性があるわけだ。

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 ただマーケティングプラットフォームがいつ確立するのかは分からない。確立するまでの間は収益性の低い、現状のオンライン広告で、コミュニティを運営し続けなければならない。経営者が、マーケティングプラットフォームというビジョンをどれだけ強く信じることができるかのか、マーケティングプラットフォームが確立するまで収益性の低いビジネスを続けるだけの体力がその企業にあるのかのかどうか。こうしたことがメディア企業の今後の明暗を分けるのだろう。
 収益性の低い時期に学ぶべきことは2つ。1つは、データ解析。どのようなデータとどのようなデータを組み合わせることで、ユーザーが求めるような情報、サービス、商品を提供できるのか、というノウハウを蓄積させるべきだろう
 もう1つは、コミュニティ運営のノウハウ。ユーザー同士の対話、企業とユーザーの対話をどのように促進し、意義のある対話をどのように増やしていくのか、というようなノウハウだ。
 この2つのノウハウを確立したメディア企業は、マーケティングプラットフォームが確立した時代においても成功することだろう。
 もし従来型メディア企業が、こうした方向に進まなかったり、進んでも成功しないのであれば、mixiなどの新興メディア企業が影響力を拡大させることだろう。一般企業が自社サイトを参加型メディアに進化させることだろう。

 こうしたメッセージを従来型メディア企業関係者に訴え続けているのだが、残念ながらなかなか伝わらない。「次世代マーケティングプラットフォーム
」を読んだ従来型メディア企業関係者は何を感じたのだろうか。そもそも読んでくれているのだろうか。

 自分でもコマーシャルを作ってみました。ホントだ、簡単に作れる。結構おもしろいかも。


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次世代マーケティングプラットフォーム by 湯川鶴章さん

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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