- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
60か国でシード期のベンチャー企業に投資をする米「500 Startups」の日本部門「500 Startups Japan」が運営するファンド「500 Startups,L.P.」に、クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が1000万ドル(約11億円)を上限としたLP出資を行ったことが2017年6月15日明らかになりました。
これによりファンド「500 Startups JP,L.P.」は、当初目標額3000万ドル(約33億円)を超える総額3500万ドル(約38億円)を調達してクローズしています。これは米500 Statupsが展開する地域ファンドの中で最も大きな規模です。クールジャパン機構以外のLP投資にはみずほ銀行・ミクシィ・ニコン・三菱地所・そのほかエンジェル投資家が参画しています。
米「500 Startups」が、 日本ファンド 「500 Startups Japan」を設立したのは2015年9月。翌年2016年3月から日本ベースの投資活動を開始し21社に投資をしてきました。日本ファンド設立する前の5年間は米本社から日本スタートアップ17社に投資をしています。
「地域にファンドをつくり、小さい投資を沢山していくことで、エコシステムを構築する」
(500 Startups Japan 代表兼マネージングパートナー James Riney氏)というコンセプトで、1社あたり1000万円から5000万円(追加5000万円~1億円)の投資活動を展開してきました。
クールジャパン分野で海外進出していく企業を増やしたい
今回大型のLP出資を行ったクールジャパン機構 投資戦略グループ シニアディレクター 小川剛氏は「クールジャパン分野で海外でていく企業を増やしたい。それには種まきが必要で、500 Startups Japanが行っているシード特化のシード投資および教育育成活動こそが重要」と言います。
クールジャパン機構は、500 Startups Japanのファンド投資・育成から飛び出したシード期以降のスタートアップに対し投資フェーズで数億、数十億の投資をしていく考えです。
【関連URL】
・500 Startups Japan
https://500startups.jp/