テレビ大阪の子会社テレビプラスの岩垣伸哉社長に放送と通信の融合についてお話をうかがった。
- 通信と放送の融合といっても、その上に載るコンテンツは同じ。何も恐れることはない。逆に通信はわれわれの味方になる。
- 放送業界は努力をしてこなかった業界。過去60年間、同じことをしていても収益率がよかった。それは免許事業だから。そうした特権的地位が危うくなってきたのが今の現状。
- とはいうものの、放送は2兆円産業。ネット広告はまだ2800億円。ネットコンテンツにかけることのできる金額はまだまだ低い。そこでテレビが持っているリッチコンテンツをどう利用していくかが、通信と融合の当面の課題。
- テレビには、エンタテーメント系のコンテンツを作る人脈、ノウハウがある。これを使って通信の世界でも成功できるのではないか。
- Gyaoのようなコンテンツのプラットホームには興味がない。
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