GMOアドネットワークスの村井説人さんにお話を聞いた。同社の主な事業内容は2つ。米国で有名なRSS統計管理サービスのFeedBurner(フィードバーナー)の日本での運営が1つ。もう1つは、RSSフィードに広告を配信する事業だ。今回はFeedBurnerについてお話をうかがった。
ブログなどの記事をRSSリーダーを使って読む人が増えているが、RSSリーダーで読まれてしまうとブログのページビューには換算されない。そこで記事の全文をRSSで配信するのではなく、見出しや本文の最初のほうだけを配信する人が多い。
しかしGMOアドネットワークスのFeedBurnerのサービスを使うと、何人の人がRSSリーダーで読んだか、いつ読んだか、実際に見出しをクリックしたのか、などの統計が取れるという。
RSSのこうした統計が取れるようになれば、RSSを単なる更新通知サービスとして使うのではなく、RSS自体がメディアになる。さらにはそこに広告を載せていこうというわけだ。
- FeedBurnerはRSSの管理会社。そのサービスを日本向けにして提供。RSSの統計情報を取って読者数、クリック数などを集計。
- RSSにも広告を配信するネットワークも提供
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