DACの永松範之さんの講演。テーマは「日本における行動ターゲティング広告の動向」。時事通信広告テクノロジーセミナーから。
- 行動ターゲティング広告とは、ウェブサイトに訪問したユーザーを、行動(閲覧したページ、検索したキーワードなど)に基づいてセグメント化し、そのセグメント情報からそれぞれのユーザーの興味・関心のある広告を表示すること。
- 2005年12月 米国の行動ターゲティングテクノロジー企業レベニュー・サイエンス社とDACが、日本における独占販売契約を締結
- 2006年4月 ヤフー・ジャパン 行動ターゲティング広告販売開始
- 行動ターゲティング広告の開発・販売を行うことでDACと日本経済新聞社が合意
- 従来の広告は、「どのメディアに出すか」、「どのメニューに出すか」の先にターゲットユーザー
- 行動ターゲティングは、ターゲットユーザーに直接接触
- ターゲットを抽出する=対象とするカテゴリ(自動車、IT、不動産など)をこれまでに見たことのあるユーザーを抽出。ページビュー数、検索回数、資料請求などで絞り込み。過去何週間の範囲を対象とするかで絞り込み。
- 広告ターゲティングを構成する技術。トラッキング、データマイニング、配信
- 今後の展開
- リターゲティング 広告主サイトへの訪問履歴のあるユーザーに対して、広告による再訪問促進。
- リテンション 広告主サイトへ訪問している既存顧客のユーザーの維持
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