Jason Calacanis氏の動画インタビュー第1弾。同氏は今後のネットのビジネスチャンスの例を2つ挙げているが、1つが「信頼」に関するサービスの領域だ。
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以下、テキトー訳byゆかわ
ビジネスチャンスは、資金が幾らあるのかによるところはある。
Yahoo!やGoogleや大手ブログネットワークに対抗したいのなら大量の資金が必要。現実的には、無理。
そう考えると、大きなチャンスの1つは「信頼」。
この分野で技術革新が進むだろう。
オンライン上にはたくさんの情報があるが、信頼できるかどうかは分からない。多くの人も参加しているが、そうした人が信頼できるかどうか分からない。
「信頼」にかかわるサービスを構築し、ユーザーの時間、お金の無駄をなくせる企業は、勝者となるだろう。
わたしがやっているMahaloもそうしたサービスを目指している。韓国では匿名性を排除しようという動きがある。もし政府が匿名を排除に乗り出さないのであれば、民間企業が事業としてなにか匿名排除の仕組みを構築できるかもしれない。ブログやコメント欄で書き込んだ人がどこのだれであるのかが分かるというのは、いい面も多い。株式売買のときでも情報発信者がだれであるのかを分かるようにすれば、興味深いサービスができるだろう。
一方で、匿名性にはメリットもある。匿名性のおかげで告発が可能になるし、短期的には情報発信の敷居も下がる。ただ長期的には、サービスを信頼できないというデメリットになる。この辺りのメリットとデメリットの絶妙なバランスを実現する企業は成功するだろう。
TechCrunch50の参加企業でこの分野に関連しているのが、日本のOpenTraceというサービスと米国のGoodGuide社。GoodGuide社は世界中のあらゆる製品の安全性などをレイティングする。ベビーシャンプーはどれが安全か、などといったことが分かる。OpenTraceは、例えばこの食パンがどこで生産され、環境にどのような影響を与えているのか、などを明らかにする。
透明性の高い、いいサービスを提供している。