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参加型英語学習プロジェクト、試験的に始まります

以前このブログで構想をお話した参加型英語学習プロジェクトのキックオフミーティングが昨日、恵比寿のシリウステクノロジーズさんの会議室を借りて行われました。
このプロジェクトの目的は、日本のIT業界の英語力の底上げと、そのためのカリキュラム作りです。
インターネット普及前と普及後では英語の勉強の仕方が変わってもいいと思うし、変わるべきだと思います。IT業界の人間にとってのインターネットを利用した英語の新しい勉強方法を模索しようというプロジェクトです。
運営のお手伝いには十数人が名乗りを上げてくださり、昨日のキックオフミーティングには10人強が集まってくれました。
2年ぐらいの勉強期間で英語でのプレゼンや会議ができるようになり、シリコンバレーの企業で働けるような英語力を身につけられる。そんなカリキュラムが完成すれば、と思っています。
Lang8やi know!など既存の英語の勉強サイトで使えるものは使い、それらのサイトではできないようなIT業界の人間として必要な勉強の方法を自分たちで構築することになりました。また英語ベースの会合であるTokyo2.0や、日本発の英語のITニュースサイト「Asia-jin」にも積極的に関与、協力、参加していきたいという意見が出ました。つまりオープン型で、他のサービスと連携したい、というのが基本姿勢です。
具体的には、運営方法を議論するサイトをgoogle groupsで作り、利用できそうな動画やポッドキャストの情報を共有するwikiのようなものをgoogle siteで作り、英語で日本のITの情報を発信するサイトをbloggerで作ることになりました。
またtwitterも英語のアカウントを作り、日々英語でつぶやいたり、facebookなどでも英語でアカウントを作ることになりました。twitterの英語のつぶやきで変な言いまわしがあれば、僕やシリコンバレー在住の日本人がtutorとしてツッコミのレスを入れたいと思います。シリコンバレーのtutorへは、amazonを通じて日本の書籍を送るなど、何かの形でちょっとしたお礼をしていただければと思います。またもっとしっかりとチェックしてもらったり、プレゼンの指南をしてもらったりという場合は、個人ベースで交渉するのがいいのではないか、という話になりました。在日の英語ネイティブの人にtutorしてもらうという枠組みを作っていってもいいかもしれないとも思っています。
つまりこのプロジェクトはあくまでも相互支援を条件に無料で利用できるものにし、tutorの支援を得たい場合は個別に交渉するという形にしたいと思います。
ということで、まだまだカリキュラムとしては未完成ですが、多くの人の協力を得て少しずつ完成させていきたいと思います。
このプロジェクトを利用して勉強してみたいという方は、コメント欄に連絡先などを書き申し込んでください。今回もコメント欄は非公開にします。

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