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クラウドソーシングで企業の信用調査する米Cortera【本日のつぶやきのまとめ】

今日はそれほど興味深い記事はなかった。あえてあげれば、クラウドソーシングを利用した企業の信用調査データベースの米Cortera。中小企業が取引企業の支払い状況などの情報をアップしたものを集計するのだとか。 CNET News http://ow.ly/rL15

米国では、ダン・アンド・ブラッドストリート(確かそんな名前)、日本では商工リサーチ、帝国データバンクなんかが確か企業の信用調査をやってると思うんだけど、それに対抗する動きか。

まあ実際には高額サービスはそれなりに生き残り、こうしたクラウドソーシングはロングテールを取っていく、というのが、ウェブ2.0(古っ!)企業の定番なんで、Corteraもそうなっていくのかな。日本では同様のビジネスって可能性あるのだろうか。専門外なんでよく分かんないけど、既存の大手プレーヤーは出てこれないから、2番手、3番手やネット企業が乗り出してくるかも。

あとは韓国の検索大手ネイバーの「おまとめマン」って、どんなサービスなのか今日試してみた。代わりに検索した結果を、twitterで教えてくれるのだとか。来週のCEATECの見所を聞いてみた。まだ答えが返って返ってきてないけど、どうやら機械による自動検索ではなく、人力で検索するようだ。返事はまだないので、結果が分かればまたお知らせします。 http://ow.ly/rLfq

アップルのスティーブ・ジョブズを独裁者として描くパロディーCMの話もあった。最近シリコンバレーでアップルに対する風当たりがきつくなってきているようだけど、その一環なんだろう。iPhone愛用しているし、アップルってすごい会社だと思うので、こうした動きには、なんというか、ちょっと微妙。 http://bit.ly/Vwc9d

あとYouTubeの担当者の話はおもしろかった。http://ow.ly/rLkl ただ僕が直接YouTubeの中の人に聞いた話ではYouTubeはランニングコストを上回る広告収入を得ており、既に黒字を達成したとか。ただ累積赤字が残っているので批判的な報道が多いけど、実はYouTubeの検索技術は非常に優れていて、その技術をGoogleの本家の検索技術に応用できているので、そういう意味で過大な投資ではない、という話をしていた。それに配信技術が過去1年半ほどで急速に進歩し、大容量のデータの配信コストがかなり低下した、とかいう話もしていたけど。

ニフティ株式会社株式会社サンケイリビング新聞社のやっている主婦向けケータイ無料サービス「シュフモ」(http://shuf.jp/)の利用者による「お気に入り店舗」の登録数が100万店舗を突破したというのもすごい話。オンライン、オフライン、イベントなどすべてのメディアを使って、1つの層に絞ったターゲットメディアを幾つも作っていく、というのが今後の全メディア企業の唯一の生き残り戦略になる、と僕は考えているんだけど、OL向けのターゲットメディアは読売オンラインの大手小町、主婦向けはサンケイのシュフモという感じで進んでいるようだ。なかなか可能性の高い層を取り込んでいるし、後発が同じ層のターゲットメディアを作ることは簡単ではないだろう。

でも一番、反響があったのはメディアパブさんが書いた英国でインターネット広告費がTV広告費を追い抜く【メディアパブ】 http://bit.ly/VwFUtというつぶやき。日本とは事情が違うとはいえ、1つの象徴的な出来事だったということでしょう。

さてそろそろ人見知りの餃子ツイノミにでかけよう。

Wed, Sep 30

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