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サンフランシスコのモバイルデータ測定業者の Flurryの発表によると、アンドロイド向けモバイルアプリの開発プロジェクトの数が9月から10月にかけて94%も増加した。
またモバイル広告配信業者のAdMobによると、スマートフォン全体におけるアンドロイドOS搭載機への広告配信量が8月の13%から、9月には17%に増加している。
AdMobのブログによると、
With 12 Android phones already available through 32 carriers in 26
countries, the international impact of Android may be greater than it
is in the U.S.
アンドロイド端末は米国よりもそれ以外の国で多く販売されているので、アンドロイドの影響は、米国よりも外国のほうが大きいようだ。日本でもまだ1台しか出ていないので、国内ではスマートフォンといえばiPhoneの独り勝ちだけど、世界的にみると、アンドロイドは着実に勢力を伸ばしつつあるようだ。
とはいってもアンドロイドのアプリ市場上にあるアプリ数はまだ1万程度。iPhoneの8万5000にはまだまだ足りない。
米有力ブロガーのスコーブル氏は、この差があるためにiPhoneの地位が一夜にして覆されることはない、と指摘している。85,000 reasons why Apple’s iPhone isn’t going to be disrupted
例えば、一人20個のアプリをダウンロードして使用しているとすれば、その組み合わせの数は、・・・・・・ええっと分からないけど、ものすごい数。それぞれが自分なりのカスタマイズできているわけだ。
そして自分のお気に入りのアプリがアンドロイドにないのであれば、絶対にアンドロイドには乗り換えない、というのが同氏の意見。
アンドロイド端末がどの程度発売され、売れるのか。アンドロイドアプリがどの程度開発されるのか。鶏と卵みたいな議論だけど、まあ少なくとも1、2年は、iPhoneの独走が続くと見て間違いないということなんだと思う。
参考記事:マイクロソフト米国本社訪問、通信事業者とともにアプリの市場を開拓
Will There Be an Android App Boom Soon?