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グーグルのクローラーを締め出そうが有料化に踏み切ろうが、だめなものはだめ。自分たちの保身と延命にしか興味がなくなった時点で、新しい価値を社会に提供しようという企業に勝てるわけはない。
でもコンテンツの生成にはコストがかかる。そのコストはどのようにペイすればいいのか。この問題に前向きに取り組んでいる数少ないメディア企業である米Aolがタイム・ワーナー社から10日にスピンオフする。果たして新しいマスメディアの形を構築することができるのだろうか。
今週はそのAolのニュースが続々。
マスメディアからAolへ記者の大移動
New York Timesのテクノロジー記者のSaul Hansellさんが辞めてAolに移籍するという記事。
Hansellさんは最近、電気通信の分野の記者に異動になった。その分野の記者がいなくなったから、まあだれでもよかった。んーよくある話だなあ(笑)。それで退職。
このほかにもBusinessWeekのコラムニストのGene Marcialさん。
New York Daily NewsのゴシップコラムニストのBen Widdicombeさん
AP通信のDiane Davisさん。
DailyFinanceのJeff Bercoviciさん。
Cicago Sun-TimesのGreg Couchさん。
あーしんど。リンク張るのが疲れるので、この程度にしておくけど、まだまだある。従来型メディアを脱出した記者のAolへの大移動が起こっている。
ロボットエディター
AOL Reveals Its Master Plan: Robot Editors
独自のアルゴリズム(計算式)で、このテーマの記事がどの程度、読者に読まれるのか、どの程度、広告収入を見込めるのか、ということを予測し、それに従ってフリーランスのライターに記事を書かせるんだそうだ。予想される収入を下回る原稿料しかライターに払わないか、アクセス数に準じて原稿料を後払いするので、Aolは損をすることがない。数多く記事を出せば出すほどAolは儲かることになる。
理論的には、ね。果たして理論通りになるのかどうか。
こうしたシステム面での強化を図るため、エンジニアを大募集中だとか。