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Googleが発表したTwitter風サービス「Google Buzz(バズ)」はモバイル版も用意されているが、パソコン版を簡略化したものではなく、位置情報や音声入力を核にした新しいサービスになるという。音声版Twitterのようなものになるわけだ。
パソコン版は、2、3日後から、gmailの一部機能として追加される予定だが、モバイル版は既にサービスが開始されており、日本からでもiPhoneで利用できるようになっている。iPhoneのブラウザでGoogle検索すれば、キーワード広告が表示されるので、そこからアクセスできるほか、Googleのモバイルサイトの「Google.com in English」と書かれた部分をタップして英語版に切り替えると、Google Buzzのロゴが表示されるし、上のタブの部分の黒の逆三角形のマークをタップすると、その他のサービスの中にBuzzが表示される。
今のところ、モバイル版BuzzはTwitterと機能的にそう変わらないが、Googleの公式ブログによると、今後はいろいろな機能が追加されるもよう。
今後の追加機能の中でも特に注目は音声入力だ。Googleの音声認識技術は、たとえ曖昧な発声であったとしても、最も可能性の高い単語、フレーズをデータベースの中から探し出してテキストに変換する仕組みになっている。Google検索で蓄積した膨大な量の単語、フレーズのデータベースを解析するため、競合する音声認識技術と比較しても群を抜く精度を実現できている。この技術を使うため、音声で文字通り「つぶやく」ことが可能なわけだ。
音声版Twitterのようなサービスが登場するわけで、ソーシャルメディアの情報発信が文字から音声へと進化する大きなステップになる可能性がある。
またBuzzの情報発信に位置情報を付加し、Googleマップ上に表示することも可能。レストランなどの店舗のクチコミ情報がGoogleマップ上で一覧表示することも可能になるようだ。
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