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Appleの新型タブレットiPadの発表会のあとに同社従業員を集めた集会でスティーブ・ジョブズ氏がAdobeのウェブ動画技術Flashを強く批判したという報道があったが、今度は同氏がウォール・ストリート・ジャーナルの幹部との会合で同様にFlashを批判したという。
報じたのはシリコンバレーのゴシップ情報サイトValleywag。Flashを使うとiPadの10時間のバッテリー駆動時間が1時間半に短縮されると語ったという。ゴシップサイトなので信頼性は微妙だが、TechCrunchなどの米有力ブログメディアなども報じている。
Flashは多くのウェブサイトで利用されている技術で、Flashに対応しないことで多くのサイトは完璧に表示できなくなるが、Valleywagによるとジョブズは「そんなこと、全然たいしたことじゃない」と語ったという。
またFlashの代わりにH.264という技術を使って動画を作成すべきだと勧めたとしている。
Flashをめぐってジョブズ氏とAdobeの舌戦はここのところ激しさを増しており、AdobeのFlash担当者は個人ブログで、Flashに対応しなければ完璧に表示されないサイトのリストを掲載している。(参考記事:Flash未対応のiPadのウェブ体験は「最高」じゃない=Adobe社員がポルノサイトなどを例に批判)
一方で、AdobeはAppleの競合であるGoogleやMicrosoftとの距離を縮めようとしているもようで、GoogleやMicrosoftのモバイルOSではFlash対応の方向で協議を進めているようだ。(参考記事:「AndroidでFlashサクサク動きます」=AdobeブログがAppleに皮肉?、Windows Phone 7の3つの特徴と3つの課題)