Latest posts by hiroimet (see all)
- 気になる花の名前を気軽に検索「花しらべ」【東京camp】 - 2010-03-08
- Webにアップした動画の効果検証を正確に行える「Video Analytics」【東京camp】 - 2010-03-08
- 社会問題の解決方法をみんなで議論、実施する「Wishcovery」【東京camp】 - 2010-03-04
普段生活している中で花を見かける機会は多い。デジカメやケータイできれいな花を撮る機会もある。でも、意外と撮影した花の名前が分からない場合も多いんじゃないだろうか。もし、知らない花の名前を知りたくなった場合はどうすればいいだろうか。
そんなときに使えるのが花しらべだ。このサービスは撮影した花の画像から簡単な操作で花の名前や特徴などを調べることができる。
使い方はこうだ。まず、知りたい花の画像を取り込む。次に撮影した状況や季節などを入力し、写真の中の花の領域を指定する。すると自動で認識が行われ、花のベータベースより近いと思われる花の一覧が表示される。この中から自分が撮影した花に近いものを選べば、名前や特徴などの詳細が表示される。
詳しい使い方の様子はこちら
この花認識エンジンには現在約1000種類の花が登録されている。イギリスのOxford大学の花認識の実験(PDF)が約100種類の花で行われていることを考えると、その技術力の高さが伺える。また、データベースの構築に約10万枚の写真が使われているとのことで、1種類につき100枚もの写真がデータベースに登録されていることになる。
サービスの提供方法としては、デジカメやケータイへのバンドルを検討中とのこと。確かにデジカメなんかにプレインストールされていると便利かもしれない。将来的にはSaaS形式やi-phoneアプリなどへの展開も視野にいれているらしい。
画像認識技術の今後の展開としては、薬草やキノコの認識などを検討中とのこと。キノコは非常に高い画像認識の精度が要求されそうだね。個人的には、チョウチョや昆虫などのi-phone向け画像認識アプリがあったら面白いと思う。