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聞く、しゃべるそして楽しむ。SNSが人につながっていく「waarp」【東京Camp】

私たちの身近には様々なSNSが存在します。Twitter,Facebook,Mixi,モバゲー,GREE,etc…
ただし、そんなSNSに溢れている友人達の情報に対して、
私たちは手を動かし、SNSのページやアプリを開き、自らアクセスしなければならない。中には複数のサイトを一々手動でチェックしている方も多いのではないでしょうか。 もし仮に、自分で情報を取りに行かなくても、誰かが勝手に持ってきて、
それも手を動かすことをせずにそれらの情報に触れることができるとしたらどうでしょう。 「waarp」はまさにそれにあたり、SNSの制約を取り払う一つの方法になるかもしれない。

まずそれを知ることから、iphoneの写真をごらん頂きたい。

画面上には真っ暗な待ち受け画面が表示されているのがお分かりいただけるでしょうか。
そう、「waarp」にはUIが存在しないのです。


それではどうやって情報を取り入れるのかというと、音によって情報を取り入れるとのこと。
仕組みは、各SNSから提供されているそれぞれのAPIを使って情報を引き出す。そして、それらの情報をVirtual AI (東のエデンのジュイスをイメージして頂くと良いかもしれない。)が私たちの耳に音声データとして届けてくれるというものなのだそうです。
開発者でもあり、Waaotn & Company, Ltd.経営者の李さんに話を伺った。

Developer兼CEOのDongYol Leeさん
「これまではSNSの情報を自分が取りに行かなかればいけませんでした。でも、SNSが人に向かってくるようにしてみたらどうかと思いました。また、目を使わなくても、SNSを楽しめるようにしたかったんです。私にUIを作る技術はないが、AIを作ることはできたためやってみることにしました。私事としても、4つの画面を見ながら作業をしているので、画面を見なくても情報を知る方法はないかと考えていたのです。」

具体的に、「waarp」のアプリを登録する際、
それ専用のSNSに登録する必要はあるものの、
それさえ登録してしまってどのフィードを読み込んでもらうかをセットしてしまうだけで、
のこりはアプリを起動して胸のポケットに入れイヤフォンを付ける。
これだけで様々な情報が手元ならぬ耳元に届くわけです。
こちら側から情報を発信する際は、iphoneをタップしてマイクに向かって言葉をしゃべるだけ。
これだけで人とつながることができるという仕組みらしい。

ただ、肝心の会員登録などは残念ながらまだ実装されてないのだという。
仮にそれが実装される際、どのような予定を立てているのかお伺いしてみました。

Developer兼CEOのDongYol Leeさん

会員管理に関する仕様を簡単に説明します。
まずアプリがApp store又はAndroid marketに登録された後からの話しですが、

1。会員登録はアプリから行います。 
  バックグラウンド技術的にはOAuthを使います。   
  ID/PWD/Email等々の会員登録の際にはどうしても文字入力をせざるを得ない事で、
  UI的にサービス初期にはジェスチャー認識を使う文字入力機能を提供する予定ですが、
  iPhone基本のキーボード等を使う事も検討しています。
    *パソコンからの会員登録やサービス利用は後程要望が高まったら行う予定です。

2。「waarp」のみの会員として登録する事も勿論可能ですし、「waarp」単独でもSNSとして楽しめます。

3。但し、このアプリの趣旨が他のSNSを「waarp」という媒体を通してユーザーにつなぐ事ですので、提供されるそれぞれのAPIを使い、他のSNSのユーザー情報で「waarp」に登録できるようにします。- 例えばplancast.comのように、サービス初期にはまず”Connect with Facebook”と”Sign In with Twitter(OAuth)”の二つを実装する予定です。OAuthを選んだ理由はfoursquare, plancast, meetupなどの色々なSNSサービスを組み込む事が簡単にできるからです。OpenIDの対応はその後を想定しております。

4。「waarp」に会員登録するだけで他のSNSにも入会できれば理想ですが、そう言った連携は今後の課題ですね。

5。会員関連APIを含めソーシャルゲーム等のアプリの為の色々なAPIも提供する予定です。

ということです。
また、実際ただ読み込むだけではなく、このアプリにはその他にもモバイルデバイスならではの面白い仕掛けの予定を教えて頂きました。

「例えばWiiのリモコンを思い浮かべて下さい。あれはざっくり言うと6DOFという物が使われているのですが、
iphoneにも加速度センサーがあり、それらのいくつかを使うことで同じことができます。
本当はセンサー部分のiphoneを頭につけると一番わかりやすいのですが、それは難しいですよね。
でも、胸に入れて持ち歩く。それだけでも、自分が動く際に、その傾きなどで読み込まれる情報にも何かが現われるようにする事ができます。
この機能を付け加えて出したいと思っています。」

リリース当初の予定として、英語での対応を予定していて日本語は分からないそうですが、
是非とも使ってみたい、そして広くひろまって欲しいアプリだなと思いました。

以下の写真は、Leeさんとwaarpのブースの写真です。

Waaotn & Company, Ltd.

【インターンブロガー】孔浪

初めまして、孔浪(くろう)と申します。
今春からモバイル広告業界就職予定の大四生。様々なイベントやら勉強会にお邪魔させて頂いています。青二才ですが、「上手く」遊びながら突っ走って頑張ります。趣味は絵です。皆様宜しくお願い申し上げます。

【外部サービス】Twitter、GREE、Facebook、Pixiv、Keireki
SKYPE hiroki.with.omnia
KUROUSAIのTwitter

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