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1週間ほど前に開始された、アップルへのiPadアプリの申請。西海岸標準時の3/27(土)午後17時までに申請され、無事承認されたものだけが、4/3の発売時にiTunesストアに並ぶそう。アプリ開発中の方は、今まさにラストスパートといったところでしょうか。
どんなアプリが並ぶのか期待が高まる中、すでに承認された幾つかのゲームアプリがリークされた模様。発売ギリギリまで承認プロセスは続くのでしょうが、比較的早い段階で承認された理由は、その多くがすでにiPhoneアプリとして存在しているから。時に理不尽で不可解なアップルストアの承認プロセスをすり抜けて承認されたのは、こんなアプリたちです。
(※iPhone版があるゲームはiTunesストアのURLにリンクしています)
・Plants vs Zombies HD : アクション戦略ゲーム
・Worms HD : マイクロソフトのゲーム
・NBA Spin : NBAの公式バスケットボールゲーム、iPhoneアプリがiPadでも登場
・Sparkle HD : 遊べば遊ぶほど早くなるパズルゲーム
・Grind HD : 指でスケボーを操り有名スケートボーターのTony Hawk気分が味わえる
・Labyrinth 2 HD : 障害物コースのボールをiPhone本体を動かしてコントロール
・Azkend HD : パズルゲーム、MacとPC版もある
・Numba : iPhoneの数字パズルゲームのiPad版
これまで、iPhoneやiPod touchといったデバイスでも、「ゲーム」で成功してきているアップル。そんなアップルの次の超大作といわれるiPadが、その遺伝子を引き継いでいることは想定の範囲内ですね。iPadは、サイズ・高解像度・マルチタッチ入力といった性能から、これまでのデバイス以上にゲームに適していると言えます。何でもiPadのマルチタッチ入力は、11のマルチタッチポイントをサポートしているんだとか。ロールプレイングゲームや、楽器を弾くようなアプリなどで、コントロールの範囲が広がるのは確か。実際、iPadアプリの申請受付が開始されて間もない頃のアプリの種類についての調査(Flurry)では、ゲーム系が約半分の44%を占めているとありました。
でも、実際にiPadをどういった用途で利用したいかを聞いた消費者アンケートでは、利用目的の高い順に、インターネット・Eメール・電子書籍・雑誌や新聞の購読・動画観賞となっています。(Change Wave Research)また別の調査でも、多くの機能を搭載するiPadをいかに活用したいかという質問に対して、52.3%の回答者が「仕事での活用」を挙げています。次いで多いのが映画など動画コンテンツの閲覧、ゲームコンテンツという結果。(SybaseとZogby International)
その一方で、iPadが電子リーダーとしても注目を集めているのも周知の通りです。いよいよ来週発売のタブレットデバイスが、いかに私たちの生活に浸透していくのか。iPadは新しい市場開拓の先駆けとなるのか。まだまだ要注目です。
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