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J-WAVEが4月からサイマル放送枠を大幅拡大 ほとんどの番組を全国で視聴可能に(追記あり) 【増田(maskin)真樹】

 J-WAVEは3月2829日、Twitterの公式アカウントでネットラジオ「Brandnew-J」のサイマル放送を大幅に拡大することを表明した。

J-WAVEの平日6-27時殆どの番組が4/1からPC、Mac、iPhoneで聴けるようになります!しかも、日本全国で!ネットラジオ「Brandnew-J」がサイマル放送を拡大!

 J-WAVEの放送は、IPサイマルラジオ協議会の実験サービス「radiko」で視聴することが可能だったが、視聴地域(全国13地域)が制限されていた。

 J-WAVEのストリーミングラジオ「Brandnew-J」のスタートは2006年10月から、翌2007年以降一部番組のサイマル放送を実験的に実施しハイブリッド化を推進してきた。

 サイマル放送とは、複数のチャンネルや放送方式で、同じ時間に同じ番組を放送すること。つまり、今回の発表で、FMラジオJ-WAVEの放送のほとんどを、同時刻そのままネットラジオで視聴できるようになる。

 配信は、Windows PCおよびMac OS X、そしてiPhone。Windowsは、Windows Media PlayerとMicrosoft Silverlight、Mac OS XはMac用のSilverlightテクノロジーを使用する。iPhone用アプリはすでに無料で提供されている「kikeru radio」が対応すると見られている。いずれも地域制限はなく、全国どこからもでも視聴が可能だ。

 iPhoneでラジオを視聴する試みはエフエム東京が「TOKYO FM」で昨年12月21日から実施。TOKYO FM聴取エリアのユーザー地域を限定して無料のiPhoneアプリを使ったサイマル放送を実験的に始めていた。

 また、2008年5月からコミュニティFMのサイマル放送を実施しているhttp://www.j-wave.co.jp/bnj/newtimetable.pdf

[公式] J-Wave インターネットラジオ「Brannew-J」

(増田(maskin)真樹)

著者プロフィール:増田(maskin)真樹

 1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
 週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
 独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。
 ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
 現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
 書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。

twitter:maskin

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