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iPad購入のためだけにハワイにきました【小山】

株式会社ゴーガ代表取締役の小山文彦さんがiPad購入のためだけにハワイに行っている。金曜日はジオメディアサミットでパネルの司会していたのに、その後ハワイに飛び、iPod購入後はとんぼ返りで月曜のイベントに顔を出すって、どんだけ好きやねん(笑)!小山さんから、購入ホヤホヤの使用感や、ハワイのApple Storeの感想を交えたレポートが送られてきました。ではホヤホヤのレポートをどうぞ。【湯川】

 今回iPadをホノルルのApple Store, Royal Hawaiianに買いに行った。ワイキキビーチからほど近い、おそらくホノルルの3つのアップルストアのうちで、一番人が集まったのではないかと思うのだが、実際に並んで購入する十数分の間に感じた、アップルストアの日米格差というか、日米の違いについてまとめてみる。


まず、店舗数が違う。日本のアップルストアは徐々に増えているとはいえ、日本全国で7店舗しかない。人口1000万人の東京に2店舗しかなく、逆に先ほど述べたとおり、人口80万人のホノルルにも3店舗もある。もちろん本国だから当たり前のような気もするが、聞いたことがある都市なら、たいてい数店舗あるような状況だ。日本にももう少し増えてもいいと思う。

▼レジはなんとiPod touch!

運営面で大きな点としては、レジが違う。日本のアップルストアでは、でっかいMacBook Proがレジを担っていて、スタッフの人たちが使いにくそうにやっている。実際時間がかかっているように思う。米国のアップルストアでは、iPod touchがレジになっていた。iPhoneの予約確認もiPod touchからデータベースにアクセスするし、レジはiPod touchのジャケットに組み込まれたバーコードリーダーで読み取り、同じくジャケットに組み込まれたカードリーダーでクレジットカード決済ができる。現金払いだとフローが変わってくるだろうが、多くの人はカード払いなんだと思う。当然サインもiPod touchの画面に。そしていつの間にかレシートが展示台の裏側に貼り付けたプリンタから出てくる。結果として、iPadは短時間の間に飛ぶように売れていた。きっとジーニアスバーもジーニアスなんだろうなぁ。

売り方も積極的だと思う。付属品をできるだけ紹介する。iPadを買う列では、販売時刻の前にケースの希望を聞いて回っていた。このあたりは、とくに日本になくてもいいとは思うが。あとは、ハワイだから当然のようにヤシの木に囲まれていた。日本にもそういう地理的に個性のあるストアがあっても面白いかもしれない。

▼iPadはやはりモバイル機器だった

iPadを数時間使ってみた印象は、これはモバイルだということ。実際に見る前は遠慮がちにリビング用のデバイスとして価値があると思っていたし、周りに言っていたが、たいして重くもないし、iPhoneよりキビキビ動くように感じたので、はっきりとモバイルデバイスであると実感した。用途にもよるが、正直いうと3Gがあるほうがいいと確信している。また、業務用の専用デバイスとしてもかなり威力を発揮しそうだ。きっとPOSにも使えるし、交通量調査やフィールド調査などにも使えると思う。機会があれば実機レビューも掲載してみたい。

さて、せっかく買ったiPadをみなさんと一緒に体験するため、4/5(月)15:00から表参道で「iPad Cafe」を開催します。未開封のiPadもあるし、購入検討中の方は、壊れる(くらい)までじっくり触ってください!!
http://atnd.org/events/3786

【ゲストブロガー】小山文彦

ソフトウェア開発、ウェブ開発、データ分析などの業務を展開する株式会社ゴーガ代表取締役。Google Maps開発パートナーとして、地図を活用した位置情報サイト、位置情報アプリの開発や啓蒙に努める。多くのiPhoneアプリを手がけ、iPhone向けのARライブラリを開発・販売中。ジオメディアサミット運営メンバーのひとり。Twitterアカウント:@fumy231

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