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英語のウェブページを読みながら辞書サイトで英単語を調べたり、ニュース記事を読みながらブログを書いたりといった作業が、iPadではなかなか難しい。パソコンではブラウザのタブ切り替えやアドオンのインストールなどのちょっとした小技でウェブの閲覧が非常に快適になるのだが、iPadは電池を長持ちさせ起動を速くするために機能を非常にシンプルにしているので、こうした小技が使えない場合が多い。パソコンは複数の作業を同時にできるマルチタスキングなのだが、iPadは1度に1つの作業しかできないシングルタスキングなのだ。
そこでiPadを少しでもパソコン並みに快適にしたいという人のために、ブラウザ画面を分割するアプリがある。2つのページを同時に開くことができるので、画面の右半分で英語のウェブページを見ながら左半分で英和辞書サイトを開いて分からない英単語を調べながら読み進むことができる。右半分でネタ元の記事を見ながら、左半分でブログを書く、などということが可能になる。
実は画面分割のアプリは、iPhone向けに早くから存在した。しかしiPhoneのもともと小さな画面をさらに分割するわけだから、実用に耐えるレベルのアプリではなかった。でもiPadになれば話は別。iPadの大きな画面なら2つに分割しても十分に使える。
画面分割アプリは幾つかあるようだが、僕はSplit Screenを使っている。
真ん中の境界線を好きなところまでドラッグできるので、読んでいるほうのページを大きくし辞書のページを小さくして使うのが便利だ。
一方のページにTwitterの画面を表示させておいて、もう一方の画面でウェブページを閲覧して回りその場でつぶやくということもできる。
僕はもっぱらRSSリーダーを左に表示させ、全文を読みたい記事があればURLを右画面のアドレスバーにコピペし、そのページが立ち上がるまでの間もRSSリーダーの流し読みを続ける、という使い方をしている。
完全なマルチタスキングではないが、シングルタスキングのiPadで可能な限りの擬似マルチタスキングというところだろうか。