献金できるのは、現職の国会議員のうちネットでの個人献金の受け取りを希望している政治家に限定される。同様のサービスは、楽天が2009年7月にスタートしていた。
献金できるのは、Yahoo!JAPANが500円からで、年間で献金できるのは一人あたり1000万円までとなっている。楽天が1000円から150万円となっている。なお、寄付は政治家の資金管理団体に行われる。
ネットと政治の関係は2009年の総選挙の際に活発化し、関心を集めることに関し貢献したといっても過言ではない。献金が一般化するに従い、個人と政治の関係がより密接的になるのではないだろうか。いまだブログはOK、Twitterはだめ、みたいなわけのわからないことをいう政治の世界を一般世間の風にさらしたいところだ。
■ Yahoo! ネットで政治献金、始まりました
http://event.yahoo.co.jp/kenkin/
■ 【楽天政治】
http://seiji.rakuten.co.jp/
(増田(maskin)真樹)
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。
ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ＆SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
6月17日 翔泳社より「Twitter情報収集術」を発売。
詳しいプロフィールはこちら