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米Twitterは現地時間の6月14日、位置情報(ジオロケーション)と連携した機能を来週以降65か国でスタートすると発表した。人気の位置情報サービスとの統合の他、関連APIの公開、主要ウェブブラウザで位置情報が利用できるようにするという。サードパーティを巻き込んんだジオロケーション展開に事業者は好感しているようだが、日本国内でも一気に普及するのだろうか。
今回の発表で明らかになったもの
1.FoursquareとGowallaを統合
2.ジオロケーション関係のAPIを公開
3.各種ブラウザのジオロケーション対応
FoursquareとGowallaを統合
日本からの利用者も多いFoursquareとGowallaは、チェックイン情報(位置情報含む)をTwitterに投稿できるようになる。また、逆に「Twitter Place」の位置情報をクリックすれば、ツィートだけでなくFoursquareとGowallaでチェックインされた情報を見ることができるようになる。
ジオロケーション関係のAPIを公開
ジオロケーション関連のAPIが拡充されて公開。
各種ブラウザのジオロケーション対応
SafariとInternet Explorer, さらにはChromeやFirefoxから位置情報を投稿できるようにする。
国内ジオロケーションサービス事業者の声
今回の発表は開発手動である米Twitter本社発であり、連携サービスも米国発のもの。日本国内で、ジオロケーション連動のTwitterクライアント「ランブリン
ランブリンもユーザー数増やさないと目を向けてもらえない。 うちだけでなく国内サービスがこうした連携の前面にもっと出てこないと!!
確かに日本では、出資しているデジタルガレージグループ(CGMマーケティング)がtwinaviを筆頭としたTwitter連携コンテンツを展開しているが、Twitter本サービスとからんだ連携が皆無の状態だ。特に位置情報では、米国のように広大でフラットな地域と、雑居ビルが立ち並ぶ日本と同じ機能が通用するとは考えにくい。先輩サービス「コロプラ」は地方を中心に実績を詰み上げ続けているが、Twitterは首都圏ユーザーが大半。そういう意味では、各国対応で、きめ細やかなサービス展開ができるかどうかが今後の普及の鍵となるのではないだろうか。
■ Twitter Places: More Context For Your Tweets
[POWERD_BY @tweejp.tools]
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(増田(maskin)真樹)
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
6月17日 翔泳社より「Twitter情報収集術」を発売。
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