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「Dropbox」共有ファイル/フォルダを直リンクできるようになったことで大進化 【増田(maskin)真樹】

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複数のパソコンやチームでファイル共有できるオンラインストレージサービスといえば、真っ先に「Dropbox」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。高機能で便利、Mac/Win/LinuxさらにはiPhone/iPadでも使用できる。

共有機能が優秀なDropboxだが、「このファイル/フォルダを他の人と共有」したいと思っても、登録ユーザーとしか共有できないし、いちいち共有登録するなどの手間も面倒だった。

そこでDropboxは6月22日、アップロードしたファイルやフォルダに直接リンクを作成し、一般に広く共有できる機能を追加した。例えば上の画面のように、アップロードした画像をTwitterなどで共有することができるようになる。


共有側で必要となるのはDropboxアプリの0.8以降。

あとは、ファイルやフォルダを選択して、Dropboxのメニューから「Get Sharable Link」を選択するだけ。

フォルダもこのようにオンライン共有できる。

Dropboxはローカルのファイルを自動で共有ストレージにアップロードする仕組みがある。ソーシャルメディアでのファイル共有の面で考えると、アップロードの手間なくシェアできるようになる利点がある。

たったこれだけのことだが、単なるオンラインストレージが、ソーシャルメディアを巻き込んだファイル共有サービスへと大躍進を遂げたといってもいいのではないだろうか。

■ (6/23) – New Sharing Model (omg)! « Dropbox Forums
http://forums.dropbox.com/topic.php?id=21441&replies=3
■ Dropbox Online backup, file sync and sharing made easy.
http://www.dropbox.com/


(増田(maskin)真樹)

著者プロフィール:増田(maskin)真樹twitter:maskin

www.metamix.com/

 1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
 週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
 独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
 現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。

 6月17日 翔泳社より「Twitter情報収集術」を発売。

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