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“Groupon”などのグループ購入サービス以来、面白い!と思うサービス”Bundle.com“に遭遇したのでご紹介。資産管理なんて大げさなものではなく、私の場合は家計簿ツールなんかで十分だったりするのだけれど、毎月の外食費や書籍代などの費用にだいたいの予算を決めている方は多いはず。予算は、これまでの経験や収入など色んな要素で割り出すわけですが、例えば、住んでいる場所・収入・年齢など同じデモグラフィックの人たちがいくら使っているかがわかったら参考になると思いませんか?
サイトがシンプルですごく見やすいのも魅力的。自分の支出タイプをだすためのクイズにも遊び心があって、「いちばん外食が多いのはテキサスの州の人で週4 回」、「有休を使わないアメリカ人は34%」、「買い物は衝動買いが59%」なんてデータが散りばめられています。データは四半期ごとにアップデートされるそうで、インフォグラフィックやレポートも定期的に公開しているそう。例えば”The truth about food spending in America“は、アメリカの外食に関する支出をまとめたレポート。テキサス州オースティンに住む人はその他のエリアの人に比べて外食に2倍かけているそうです。コーネル大学の”Food and Brand Lab”のBrian Wansink氏によると、人が食べ物に関する判断をする回数は1日に227回だとか。調査データをもとに完成度の高いレポートがいくつも紹介されています。
ソーシャルな機能としては、個別の支出データにコメントを残したり、自分のストーリーを共有することが可能。とあるユーザは、グルーポン初デビューの心理を語っていたり、別のユーザは「バッグに10万円使った私を責めないで」なんてストーリーを共有していたり。Facebookコネクトやツイッター連携もしているけれど、まだまだソーシャルな要素は少ない印象。もうちょっと近いソーシャル、例えばBlippyのように友達の購入履歴がわかるくらいに「身近」なものになれば、ただ参考にするレベルから支出管理としての効果もグンとあがるかも。「Facebookの友達は」とか、「友達の友達は」といった匿名レベルでも十分かもしれない。
“Bundle.com”にはCiti、マイクロソフト、モーニングスターが出資しているそう。CEOのJaidev Shergill氏はファイナンスのプロで、お金に関する信頼できる情報があまりに少ないことからこのサービスを始めたんだとか。それにしても、色んなところと組んで面白いことができそう。クレジットカードの利用履歴を共有する”Blippy”、資産管理の”mint.com”、reCommerce(リサイクルコマース)のサイト”Gazelle”とかとか。ただ見てみるだけでもかなり面白いので一度ご覧あれ。
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