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一見カナダRIMの「BlackBerry」を思わせる筐体。しかし、これ電子辞書なのだ。「こんなカッコイイデザインなのに、辞書検索だけ?!」と驚くのも無理はない。
シャープは7月27日、2.4型カラー液晶を搭載した、業界最軽量の電子辞書「Brain」(型式:PW-AC10)を8月6日に発売すると発表した。搭載する辞書は「広辞苑 第六版」を含めた12コンテンツと、小さいながらも本格的ではある。
12種類のコンテンツは、「広辞苑 第六版」を始め、「漢字源」「パーソナルカタカナ語辞典」「ジーニアス英和辞典・和英辞典」「わがまま歩き旅行会話(7ヵ国語分)」。
これらのコンテンツを片手で調べられるのが特徴と思われ、「カード式単語帳機能」を搭載している。筐体色は「グリーン」(PW-AC10-G)、「シルバーホワイト」(PW-AC10-W)、「ピンク」(PW-AC10-P)の三色だ。価格はオープンとのことだが最近の人気モデルはカラーでも2万円代前半、モノクロは1万円程度(!?)なので、手頃なラインに投入すると予測される。
追加コンテンツカードには未対応で、拡張性は限りなく排除した携帯電子辞書。いわゆる知識を「物体化」したある種安全な製品戦略の極地だと思う。しかし、例えばリソースの一部だけでも機能をカスタマイズできる余地があるだけでも、すごい製品へと生まれ変わるのではないかと思うのは筆者だけだろうか。(テキストエディットとかマクロ検索とか機能拡張を自分で開発→追加できたり)。
■ コンパクトカラー電子辞書“Brain(ブレーン)”<PW-AC10>を発売
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100727-c.html
■ [SHARP]電子辞書Brain
http://www.sharp.co.jp/edictionary/index.html
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
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