- STORES.jp、アイテム写真をプロカメラマンが撮影してくれる無料サービスの提供を開始【三橋ゆか里】 - 2013-01-24
- あの人のiPhoneの中がのぞけちゃうアプリ“Zwapp” - 2011-06-09
- スマートフォン時代のグルメ検索サービス、位置情報×写真で楽しむ“Spoon!” 【三橋ゆか里】 - 2011-06-04
ComScoreが行ったウェブ利用に関する調査をご紹介します。ホワイトペーパーのタイトルは、”Women on the Web: How Women are Shaping the Internet”。「ウェブ上の女性:女性がいかにインターネットを形作っているか」とでも訳せばいいかな。ソーシャルネットワークから検索、日本でも大人気のフラッシュマーケティングサービス、その他Eコマースに至るまで幅広くカバーした31ページにおよぶ調査。ネットでサービスを考える際、女性はどんどん無視できない存在になってきてますね。もともとか…。ではでは調査内容を掻い摘んでご紹介します。
グローバルな傾向として、ソーシャルネットワークでリーチできるユーザは男性よりも女性の方が多いことがわかりました。新たに発覚したというよりは、前から言われていたことが裏付けられた感じかしら。2010年5月、オンライン環境にいる女性の75.8%がソーシャルネットワークを訪問し、男性の同数字は69.7%。ソーシャルネットワークにおけるエンゲージメントも、男性に比べて女性の方が高いそう。米国では、女性の56%(男性46%)がソーシャルネットワークを「人と連絡をとるため」に活用しているそうです。リアルの人間関係がソーシャルネットワークに反映されている結果、ソーシャルネットワークは女性の生活により浸透しているのかもしれないですね。ソーシャルネットワークのユニークビジター数は女性が47.9%となっていますが、ページビューの57%が女性、また滞在時間の57%が女性によるものだそう。さらに、月間のソーシャルネットワーク使用時間も、男性4時間に対して女性は5.5時間。どこをみても、女性とのエンゲージメントがより高いことがわかります。
その他の面白いデータの一部を箇条書きでご紹介。
* グローバルでみると、Eコマースサイトで過ごす時間は女性が男性より20%増。Eコマースの種類で人気なのは、比較購入やアパレルサイトが人気(2010年5月)
* 米国では、購入に関しても女性の方が男性より積極的。2010年2月、オンライン環境にある助成の12.5%が何かしらの購入をオンラインで行っている。男性は9.3%
* ほとんどの国で、オンライン動画を観るのは男性の方が女性よりも多い。しかし、Youtubeでの動画視聴に関しては女性の方が男性よりも多く行っている
* 米国とヨーロッパでは、スマートフォンユーザは男性が圧倒的に多く、その割合は6:4
けっこう詳細なグローバル調査なので、興味がある方はレポートを見てみてくださいね。女性こそ、デジタルメインストリームであるということが様々な方面から理解できる内容になってます。
個人で運営している【TechDoll.jp】というサイトで、海外のテクノロジー、ソーシャルメディア、出版、マーケティングなどの情報を発信しています。目指せタイムリーな情報発信!
これまで雑誌のECで→UIデザインのコンサル→ウェブ制作会社などを渡り歩いてきました。そこで得たスキル、人、全部かけがえのない財産。幸せの方程式は、テクノロジー(UI, IA..)×マーケ×クロスカルチャー×書く・編集。いま一番夢に近いとこにいる。
詳しいプロフィールはこちら。