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FoursquareのAPIを使って作られたアプリいろいろ22選 【三橋ゆか里】

FoursquareのAppsというページに、彼らのAPIを使ったアプリ一覧を発見。2010年8月半ば時点で、お遊び系のアプリからお小遣い管理的な実用的なものまで60弱のアプリがあるみたい。APIを活用したアプリ数の増加が、Foursquareのプラットフォームとしての確立を後押しすることは間違いない。ということで、中から22点をピックアップしてご紹介します。

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■”Assisted Serendipity”
「偶然の出会いをお手伝い」とかって訳しちゃうとかっこ悪いけれど、ちょっと面白い。お気に入りの場所を指定しておくと、その場所の男女比率が傾いたときにプッシュ型の通知がくる。お、いまこの店は女子率が高いらしい、行ってみよう(ってなるかは別として)みたいな使い方。

■”Beerby”
「近く」を意味する”Nearby”(ニアバイ)にかけたアプリ名。自分が飲んだクラフトビールを記録してコメントをつけたりできる。当然どこでそのビールを飲んだのかも一緒に記録。「ビールをトラック」すると、同時にFoursquareにもチェックインできる仕組み。今後は、今いる付近の、どのバーにどのビールがおいているかのデータベースも活用できるようになるみたい。ビールラブな人へ。

■”Fourcash”
マネー管理のMint.comをFoursquareと連携させたようなアプリ。位置(場所)をベースに支出管理ができちゃう。FoursquareIDでログインして場所にチェックインし、一緒にいる友達が誰か、何にいくら使ったかをメモ。さらに、レシートの写真をアップする仕組み。うーん、位置をベースに支出管理ってけっこうアリかなと思うけど、ユーザに入力させる情報があまりに多すぎてハードルが高そう。データが集まれば、いつも自分が散財しちゃうエリアがわかるから、金欠のときはそこを外して行こうなんて使い方もアリ?

■4sqsearch
タグとチェックインで、今いる場所からいちばん近いFoursquare上の場所を見つけられるアプリ。より多くチェックインされている場所を探せたり、タグ検索でバーやジム、ホテルなども見つけられる。Foursquareの課題といえば、荒れた位置情報のデータベース。海外だとアルファベットの入力だけだからまだいいんだろうけど、日本語は同じ場所を人によって漢字で登録したりひらがなだったり様々。自分の探しているお店がある場合は、シンプルにその目的を満たしてくれるこんなサービスも便利かも。

■”fourminder”
GPSのロギングを有効にすることで(バックで走らせる)、とある場所にいる時間が一定時間を超えると、「あれ、まだチェックインしてなくない?しなくていいの?」とプッシュ型通知をくれるアプリ。嬉しいような迷惑なような。何でもかんでも通知じゃなく、何かしら条件設定ができるといいかも。例えばランチの時間帯に絞って通知してもらえるとかね。

■”iSlide Camera”
Blackberry, iPadなどに対応した撮った写真を瞬時に共有できるアプリ。場所にチェックインすることで、その場所で撮った写真がスライド形式で表示される。確かに写真好きはいっぱいいるし、写真要素がもっと強いアプリがあってもいい気がする。

■”CheckoutCheckins”
過去すべてのチェックインをマップ化したり、チャート化してくれる。「一目でわかる」って大事。

■”Where Do You Go”
チェックイン履歴をヒートマップにして表示してくれる。

■”Kickball”
機能としてはFoursquareとまったく一緒だけれど、インタフェースが進化してるそう。「友達」と「場所」という一番重要な要素に絞っていて、このアプリならではの機能も。「友達」の側面が強いのは魅力だけれど、わたしはFoursquareの友達申請はみんな許可しちゃってるから(あんまり使ってないから…)ソーシャルグラフ次第かな。

■”Kingpin”
「なに、お前このスーパーのメイヤーなんだって?証明してみろ」とメイヤーの座をかけて戦えるゲームアプリ。シンプルなチェックインを、けっこうバイオレントなゲームに仕立ててくれる。男性はこういのでチェックインのモチベーションがあがったりするのかな。

■”Last Night’s Check-ins”
前の晩に行っていた場所が、「あなたは昨晩ここにいたよね」と翌日の日中メールで届く。いた場所やお店に関するメモをメールで送信すると、そのデータがストックされて、ナイトライフのログが一覧で楽しめる。

■”Mayor Fight”
メイヤーの座の獲得にどこまでも真剣な人のためのアプリ。メイヤーになる可能性が高い場所を教えてくれちゃう。アプリにサインインすると、過去60日間のチェックイン情報を確認して、現在のメイヤー獲得データと比較。わたしはどこのメイヤーにもなったことがないのだけれど、一度メイヤーって認定されたら意外とその座を守りたくなるのかもね。せっかくチェックインのデータがあるんだから、○○が追い上げてきてるよ、君のメイヤーの座が危ない!みたいな通知がきても楽しいかも。

■”Mayor War”
リアルな場所でバーチャルグッズを使って戦うゲームアプリ。ホームベースの場所を選んで、戦場となる場所を選ぶ。フォロワーに自分の味方になってもらったりして一緒に戦ったりもできちゃう。

■”Singles for Foursquare”
Foursquareでチェックインした場所にいる相手とチャットができる。こわいです・・・。

■”Pee*Fee”
緊急事態に起動するアプリ。公共トイレの場所をマップ上に表示してくれる。トイレへの行きやすさ、料金や清潔度なんかもわかるそう。これは実用的。

■”φ? Scanner”
いちいちFoursquareで場所の検索なんかしたくない。ただバーコードをスキャンするだけでチェックインしたいって人のためのアプリ。Androidオンリー。自分の好きな場所のQRコードをウェブで作れるから、それをスキャンするだけで簡単チェックイン。

■”PocketCrowd”
将来のチェックインを計画できちゃうアプリ。今どこにいるかじゃなく、例えば2時間後どこにいる予定かを伝えられる。イベントを作成して友達を招待したり、地域のレビューサイト”Yelp”のお店評価をみることもできちゃう。

■”tidysquare”
これ大事。Foursquareのデータベースをみんなで使いやすくできるアプリ。住所やカテゴリがない場所を検索して、情報を入力、GetSatisfactionコミュニティフォラムに申請。重複してる場所のチェックとかもできたらいいね。

■”UberMayor”
お気に入りの場所のメイヤーになりたいユーザに、あとどれくらいチェックインするとメイヤーになれちゃうかを教えてくれる。チェックインの履歴を視覚的に確認することもできる。

■”CardStar”
スタンプカードをスキャンすることで、それをデジタルに管理できちゃうアプリ。Foursquareにも自動的にチェックインできる。チェックインって、まさにデジタルスタンプカードだものね。

■”Where The (Gay) Girls Are”
飲み会やパーティにレズビアンの女性がどれくらい人が集まっているかを教えてくれる。今はマンハッタンに限定して提供。レズの女性が集まりやすい場所に関するチェックインデータをリアルタイムに表示。

■”Gatsby”
共通の関心を持つ近くのユーザを教えてくれる。チェックインすると、同じ興味をもった人がいないか確認してくれて、いた場合は2人に自己紹介のプッシュ型通知をしてくれるキューピッド。
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日本語アプリもいくつか発見。「メールでFoursquare」「じゃぽすく!」「ケータイで foursquare」「モバイルフォースクエア」の4つかな。「メールでFoursquare」以外は、どれもガラケーでFoursquareが楽しめるアプリ。まだこれくらいのアプリ数しかない今なら、埋もれずに注目をあびるチャンスがありそう。開発者の皆さん、いかがですか!?

【スタッフブロガー】三橋ゆか里

肩書きウェブディレクター。ディレクションの他、翻訳やライティングなど、フリーでお仕事してます。ツイッターIDは”yukari77“。

個人で運営している【TechDoll.jp】というサイトで、海外のテクノロジー、ソーシャルメディア、出版、マーケティングなどの情報を発信しています。目指せタイムリーな情報発信!

これまで雑誌のECで→UIデザインのコンサル→ウェブ制作会社などを渡り歩いてきました。そこで得たスキル、人、全部かけがえのない財産。幸せの方程式は、テクノロジー(UI, IA..)×マーケ×クロスカルチャー×書く・編集。いま一番夢に近いとこにいる。

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