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【蛇足:オレはこう思う】について僕はこう思う【湯川】

 今までのメディアのあり方に限定されずに、いろいろな情報発信の形を試していきたいと思っているわけです。それで記事の最後に【蛇足:オレはこう思う】とか入れているんですが、どうでしょうか、この形式?

 よく考えると、この「蛇足」についてなぜこういう形にしているのか、なぜ「蛇足」というタイトルにしているのか、ということを今まで説明したことがなかったことに気づきました。なので、説明したいと思います。

 新聞記者時代にブログを書いていたときは、当然のことながら新聞記事とブログ記事ってまったく別の形で書いてました。ブログのほうは、ハチャメチャに書いてたんです。そっちのほうが楽しいから。

 それでこのTechWaveを始めたばかりのころも同様にハチャメチャに書いてました。ところがライブドアのトピックスに選んでもらうになって、ほかのトピックスの記事と読み比べると、明らかに自分の記事の書き方が浮いているんです。ユルユル過ぎるんです。トピックスって、新聞記事ほど堅苦しくなくてもいいにしても、もう少しニュース記事風に書いたほうがいいのかなと思いました。特にこれからGoogle NewsやYahoo!トピックスにも取り上げてもらいたいと思っていたので、幾らなんでもあまりにくだけた言い方はよくないなと思ったわけです。


 そこでもう少しニュース記事風に書くことにしました。いや、全然大変じゃなかった。だってずっとそれを仕事にしてきたんだから。で、あるとき何の話題だったか忘れたんだけど、記事を書いたんです。ただ事実関係であまり書けることがなかった。そこで自分の意見を書こうと思ったんだけど、言いたいことが全然別の切り口で2つあった。どちらかに絞ると記事があまりにも短くなりそうなので、面倒なので両方の切り口を書いちゃったんです。起承転結くそくらえで、めちゃくちゃな構成の記事でした。

 書き終わったあとで、なんだか嫌な感じが残りました。だって今まで1つの記事には1つの主張ということを徹底してきたのに、全然違う主張が2つ混じり合ってるんだもん。なんだかなー、という感じで軽く凹んでいたんです。

 そしたらAppBankの中の人が「湯川さんのこういう記事が好き」とつぶやいていたので、びっくりしました。なんでー!自分の中ではかなりレベルの低い記事なのに、と思って聞いてみました。そうすると中の人は「オレはこう思う、ということろが好きなんです」と答えてくれた。へーそうなんだ、という感じです。

 そのときに「オレはこう思う」というような意見のコーナーをこれから書いていこうかなと思ったわけです。コーナーの中の文体は「僕は」になっているのに、コーナーのタイトルが「オレは」になってるのは、そのときのAppBankの中の人の表現をそのまま使わせてもらっているからです。

 それと「蛇足」としているのは、自分の中では与太話だからです。裏を取ったわけでもない、単なるオヤジの感想なんです。一種のエンタメとして聞き流してほしい、それほど真剣に取らないでほしい、ブログらしく気軽に思ったことを思ったように書きたい、自分自身楽しんで書きたいと思ったんです。それで「蛇足」としました。価値のない情報であることを分かってほしいからです。

 Twitterを見ていると、割と多くの人が楽しんでくれているようですが、蛇足は蛇足、その程度の情報だということを分かった上で読んでいただきたいと思います。

 それで割と事実に基づいた情報の部分と、与太話の「蛇足」部分をはっきりと分けるために「蛇足」は破線で囲ったコーナーにしました。

 斉藤さんの記事や、マスキンの記事にもこの「蛇足」のコーナーで絡んでいったりもしています。結構楽しいです。マスキンにも絡みかえしてもらいたいと思ってます。

 こういう感じでやってます。どう思われます?違和感ありますか?このままで続けてもいいですか?

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