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米Barron’sによると、米投資会社のThinkEquityのアナリストAaron Kessler氏は、米Yahoo!の株価が低迷していることを受けて、同社の資産を差し引けば同社自体にほとんど価値がないという手厳しい評価を下した。
同氏の分析によると、米Yahoo!の主な資産はYahoo!Japan、中国のAlibaba.com、Alibaba Group、それと現金。それぞれの資産の価値を発行株式数で割ると、米Yahoo!の1株当たりに対する価値は$4.88、$2.10、$5.61、$2.70となる。これらの資産を売却した際の税金を30%と考えると、現金を除いた1株当たりの資産価値は$9.50となる。米Yahoo!の株価が13ドル、14ドル前後で推移しているということは、投資家は米Yahoo!本体にほとんど何の価値も見い出していないという結論になる。
蛇足:オレはこう思う
厳しい評価だけど、これが現実なんだよね。なんだか時代の流れを感じるなあ。ずっと米Yahoo!を見てきたこともあって少々寂しくもある。
あ、それと日本のYahoo!はソフトバンクの子会社で、設立当初から米Yahoo!とは別に歩んできた日本の会社。ヤフオクなどソーシャルなビジネスも持っているし、米Yahoo!の運命が日本のYahoo!に当てはまるわけではないことをお忘れなく。