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[読了時間:4分、「蛇足」「togetter」付き]
シャープは、ネットワークサービスとそれに最適化した端末により、個々のユーザーのニーズに合わせて進化し、新しいユーザー体験を提供するクラウドメディア事業“GALAPAGOS”を開始すると発表した。第1弾は電子書籍ストアサービスで、12月に開始する予定。専用端末2機種も同時に発売する。(発表文)
自動定期配信サービスを装備、定期購読を申し込んだ新聞や雑誌が自動的に配信される。専用端末は、5.5型の文庫大のモバイルタイプと、10.8型のホームタイプの2機種が用意される。
主な特徴として(1)新聞、雑誌など、いつでも最新版のコンテンツが読める「自動定期配信サービス」(2)日本の書籍文化に適した豊かな表現力と使いやすいユーザーインターフェース(3)ソフトウェアのアップデートにより端末が「進化する」、を挙げている。
蛇足:オレはこう思う
ソフトウエアのアップデートにより端末が「進化する」、ということを、どうして特徴として挙げているんだろう。iPhoneやiPad、Androidもみんなそうなんだけど。
がんばってもらいたいんだけど、なんか・・・・。電子書籍が絡むとどうしてみんなこんな感じになっちゃうのかなあ。
【追記】やっぱり名前の通り、世界の進化から隔離された領域に十分な市場があると判断したんじゃないかな。世界標準の技術に準拠したくないコンテンツホルダーとそのコンテンツホルダーが提供するコンテンツを待ち望んでいる人たちのためのデバイスということなんだろう。そして外資が入ってこないような領域の中で独自に進化していきたい、と本気で考えているんじゃないかな。
もちろん将来的にはその領域もジリ貧になるんだけど、少なくとも何年かは世界の低価格競争に揉まれることもなく一定の収益を確保できる。世界を狙うとか一応言っているけど、本音ではそんなことを微塵も考えてはいない。そういうことじゃないのかな。