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Twitterのオープン性はいいけれど、結局知り合いがいないと何も始まらないと思っている人は多いのではないだろうか。それなら「NAVER cafe」を使って気の知れた人とつぶやけるスペースをオープンしてはどうだろう。
本日10月5日に公開された「NAVER cafe」は、ネイバーが提供するTwitterライクなマイクロブログサービス「NAVER Pick」の拡張サービスで、特定のテーマで投稿できるカフェ(コミュニティスペース)を作成できるというもの。利用にはネイバーのアカウントが必要。カフェの作成は無料で、公開型と非公開型を選択できる。
実際の使ってみたところ、使用感はTwitterなど一般的なマイクロブログと差はなく、迷うことはないだろう。Twitterとの違いは投稿できる文字数が140文字ではなく、117文字と少な目な点。文字だけでなく、写真や動画、位置情報、リンクなどを投稿できるのだが、AJAXを駆使しており、とてもスムーズに利用できる印象だ。自分で開設できる「カフェ」は名称やロゴだけでなく、テーマを選択しカスタマイズすることもできる。
秀逸なイベント機能
使い初めて便利だと思ったのが「イベント機能」。日時とお題を決めて、オンラインイベントを開催できるようになっている。イベントは複数設定可能で、予定はカレンダー形式で確認できる。
カユイところに手が届く、練り込まれたサービス
さわればさわる程、へぇと関心する。例えば、非公開に設定した場合、WordやExcelなどのファイルを共有できるようになっていたり、写真を投稿する際にアルバム(60枚まで)を作成できたりと、実に丁寧に開発されている印象だ。
今後ネイバーは、NAVE cafe対応のiPhoneアプリの公開も計画しており。cafeに投稿された現在地情報を利用して、周辺の施設や飲食店に関するcafeをプッシュ通知するなどの機能を実現していくという。
■ 関連URL
・NAVER Cafe
http://cafe.naver.jp/
・ネイバージャパン
http://corp.naver.jp/
マイクロブログサービスに望まれることを丁寧に分析して実装したという印象が強い。ON/OFF両方で使えるサービスとして人気が出そうだ。そもそも筆者はマイクロブログはソーシャルエントリーの中に身を投入するツールとして考えており、情報発信だけでなく情報収集にも活用できるという持論がある。NAVER cafeのようにコミュニティをセグメントできその中の情報を活用できるサービスの登場を嬉しく思う。
実験的に勝手TechWave cafeを作ってみました
http://cafe.naver.jp/techwave
アスキーのApple系雑誌でライターデビュー。1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連媒体で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者として教育・研究開発向け製品の輸入企画や開発、マーケティングに関与。専門家向けプロショップ運営。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービス立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動を、また幅広い層を対象にセミナー公演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動する。ソーシャルメディアやブリック&ブロックのプロ。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。現在、詳しいプロフィールはこちら