Android携帯用｢スカイプ｣が遂に正式リリース、スマートフォン無料通話網が完成か(追記あり:重要) 【増田@maskin真樹】

maskin

14年前

[読了時間:1分]

　IPテレフォニーサービスを提供するスカイプ(本社：ルクセンブルク)は10月5日、Google Android用のクライアントアプリ「Skype for Android™ phones」を正式にリリースしたと発表した。

　Android用スカイプは「Skype Lite」という簡易アプリが公開されていたが、そもそもLite版は通話ができないモデルで「将来性がない」とのことで提供を中止。しばらくAndroid用スカイプの目処がたたない状態だった。

　正式版は、Android携帯向けにデザインされたもので、もちろんフルスペック。iOS版同様、Wi-Fiだけでなく3G通信経由での通話も可能となっている。

(追記)
とんでもない注意書きがブログに小さく書かれていた。

Skype is not available in the Android Market in China or Japan.

「日本と中国のアンドロイドマーケットはまだ使えない」!?

もう一点。ドコモのデータ通信の注意書きに「Skypeは使えない」と表記されている
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/foma/flat_rate/function/

蛇足：僕はこう思ったッス

これ実はとんでもない大きなニュース。パケット定額の2大スマートフォンOS(iOSとAndroid)で3G通信による無料通話が可能なるのだから当然。つまり、ソフトバンクもドコモもKDDIもスマートフォンなら「無料通話」ができるという話なのだ。
(なので追記にヘコまず期待していきましょう)

著者プロフィール：増田(maskin)真樹（twitter:maskin・metamix)

Twitter情報収集術
好評発売中

　アスキーのApple系雑誌でライターデビュー。1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連媒体で活躍。
　独立系R&D企業のマーケティング部責任者として教育・研究開発向け製品の輸入企画や開発、マーケティングに関与。専門家向けプロショップ運営。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービス立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ＆SNS国内展開に広く関与。
　現在、TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動する。ソーシャルメディアやブリック&ブロックのプロ。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。詳しいプロフィールはこちら