Westfield Valley Fairは、シリコンバレーにあるNordstromやMacy’sといったお店の洋服や日用雑貨などを販売するショッピングモール。ここのFacebook Placesの使い方はシンプルで、ユーザがチェックインするごとにクーポンを提供。機能を使用する目的は、より多くの人に来店してもらい、商品をプロモーションしてもらうこと。ショッピングセンターにチェックインすると、Betsey Johnsonの15%OFFのクーポンや、Gapの25%OFFのクーポンなどがもらえる。このキャンペーンを始めてから来店者数が増えたそう。
イベントをフル活用
各種プラットフォーム向けのゲームをつくる“Electronic Arts UK”が、クリスマスシーズンに向けて展開したキャンペーン。昨年11月と12月に、イギリス全土にわたるショッピングモールで6つのイベントを展開。このクリスマスツアーは、“Play4Xmas”と題され、各イベントに参加したユーザはチェックインを促される。最高で、1日に10のゲームをもらうことができる。このキャンペーンがきっかけでゲームのファンになったり、チェックイン情報がニュースフィードに流れることで、何千という無料のブランドインプレッションにつながった。
イベント専用の場所をつくる
スポーティな靴などを扱う“Onitsuka Tiger by Asics”が、シドニーの“Bycicle Film Festival”への協賛の一環として展開したキャンペーン。4日間行われたフィルムフェスティバルの最中に、”Onitsuka Tiger Check In Points”と名づけた独自の場所を10箇所設けた。カスタムバイクなどの景品を用意。参加者は、3箇所にチェックインし、Onitsuka Tigerのファンページにある質問に回答することで景品があたるチャンスを得る。最初のチェックインポイントに参加者の50%以上がチェックインしたそう。
毎日チェックイン
米国ケンタッキー州の大学“University of Kentucky”は、新入生獲得のために在学生のネットワークを活用しようと考えたよう。発想はスタンプラリーに似ていて、大きな青いシンボル的なマークをキャンパスのあちこちに配置。ちょっとユニークな名前をつけたチェックインスポットを用意することで、生徒が積極的にチェックインを繰り返し、それが習慣化する。チェックイン情報が友達のニュースフィードに流れることで、大学進学を考える見込み生徒にリーチすることに成功。
情報がリアルタイムに反映されるスコアボードを活用
イギリスの観光についての公式サイト”VisitBritain“は、イギリス国内の観光名所、そして国そのものをプロモーションするためにFacebook Placesを活用。有名な観光名所に行ったユーザは、そこにチェックインして、さらにレビューを書く。この情報は自動的に“Top 50 UK Places”というスコアボードに反映される。常にどの場所がいま人気かがVisitBritainのサイトとファンページで確認できる仕組み。キャンペーン開始から数千規模のチェックインがされていて、TOP 50の場所への合計チェックイン回数は25万回以上。キャンペーン開始から、ファンページのファン数34%増加したそう。
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