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浮川夫妻が手がけたタブレット向け手書き認識アプリ「7notes」【湯川】

[読了時間:3分]
 元ジャストシステムの浮川和宣氏と、妻で天才プログラマーとして有名な浮川初子氏が、新しいプロダクトを開発した。iPadなどのタブレット機器向けの手書き認識アプリ「7notes」だ。本日の発表前に実際に手に取って見せてもらったのだが、日本語変換技術をけん引してきた夫妻ならではの画期的なアプリに仕上がっている。

 7notesは、iPadの画面の下半分に指やスタイラスを使って文字を手書きすると、手書き文字を認識して画面の上半分に活字で表示してくれるというアプリ。iPhone、iPadの手書きメモアプリといえば、手書き文字をそのまま画像として記録するものがほとんど。少し高額になると、手書き文字を活字に変換するアプリもあるにはある。

 ただ7notesは、携帯電話などに使われている予測変換機能を搭載していて、入力途中なのに次々と変換候補を表示してくれるのが特徴。難しい漢字などは平仮名で書いても、前後の文字から正しい漢字を推測してくれる。「霧島で噴火」と入力したくても漢字に自信がないので「きり島でふん火」と書けば、正確に「霧島で噴火」という候補を表示してくれた。


 夫妻で経営する株式会社MetaMojiでは、本日から7notesをiPadのAppStoreで販売を開始。発売記念セールとして本来は1500円のアプリを900円で販売するという。また現在、Androidタブレット版、iPhone版を同時に開発中で、4月か5月ごろにはリリースしたいという。

 7notesはメモアプリというよりワープロアプリになっていて、このアプリだけで文書として成型することが可能。iPadはキーボード入力が苦手なユーザー層の間でも普及が始まっているようだが、そうしたユーザーにとっては非常に使い勝手のいいアプリとなりそうだ

蛇足:オレはこう思う

 取材に使うので、これまでメモアプリは何本か購入してきた。iPadやiPod touchでいろいろ試したんだけど、個人的には取材のメモ取りはやはりiPod touch片手に手書きが一番しっくり来る。ということで、はやくiPod touch版が出てほしいです。

 あと個人的な希望としては、1時間くらい手書きでとったメモを、事務所に戻ってからでいいから簡単な作業で活字に変換して保存できるようになればうれしい。画像ファイルとしての手書きメモは、やはり読みづらいし、検索できないから。

 僕自身はワープロ機能は不要。テキスト化できれば、それをコピペしてワープロソフトに張り付けて、そのワープロソフト上で成型できるから。ワープロ機能なしの文字認識の部分だけのアプリとして、もう少し安ければ結構売れるんじゃないかと思った。

 でも上に書いたように、一部の層にはワープロ機能までついていたほうが親切なのかもしれないけど。

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