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Facebook情報専門ブログメディアのAll Facebookは、米デジタル・セキュリティ関連大手のGemalto(ジェムアルト)が安価な携帯電話向けのFacebook機能付きSIMカードを開発中と報じた。文字情報など少ないパケットの送受信だけでFacebookの一部機能を利用できるようにするもので、途上国でのFacebook普及の追い風になる可能性がある。
Gemaltoが開発を進めているのは、GSMと呼ばれる従来からある通信技術をベースにした携帯電話向けのSIMカード。世界中で市販されている安価な携帯電話の多くはGSMをベースにしたもので、このSIMカードを挿し込むことで、Facebook上で友人を検索したり、「近況」や「ウォール」に書き込んだりできる。アラートを受け取ることも可能になるという。
Facebookの広報担当者がAll Facebookの取材にメールで答えたもので、FacebookはGemaltoの開発に積極的に協力しているという。
より詳細な情報:
Gemalto squeezes Facebook onto a SIM • The Register
蛇足:オレはこう思う
世界中でユーザー6億人を超えたFacebookの次なる目標は10億人。CEOのMark Zuckerberg氏はメディアを通じてそう発言しているけど、Facebookの社内では「20億人を目指せ」って激が飛んでいるという話を聞いたことがある。20億人を達成するには、スマートフォン向けアプリを開発しているだけでは無理。途上国の貧困層にも使ってもらわなければならない。こうしたSIMの開発にFacebookが力を入れているのも、こうした背景があるからだろう。
世界中でユーザー6億人を超えたFacebookの次なる目標は10億人。CEOのMark Zuckerberg氏はメディアを通じてそう発言しているけど、Facebookの社内では「20億人を目指せ」って激が飛んでいるという話を聞いたことがある。20億人を達成するには、スマートフォン向けアプリを開発しているだけでは無理。途上国の貧困層にも使ってもらわなければならない。こうしたSIMの開発にFacebookが力を入れているのも、こうした背景があるからだろう。