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カンバセーショナルマーケティングを手掛けるアジャイルメディア・
ネットワーク株式会社(AMN)が日本企業におけるソーシャルメディアの活用度ランキングを発表した。それによると、1位は日本コカ・コーラ株式会社、2位はサントリー株式会社、3位は株式会社セガとなった。
発表文はほとんど完璧だと思うので、変に書き換えずに、以下にそのまま掲載します。
カンバセーショナルマーケティングを手掛けるアジャイルメディア・
ネットワーク株式会社(東京都渋谷区、代表取締役 徳力基彦、以下
AMN)は、このたび、日本企業におけるツイッターやブログ、mixiや
Facebookなどのソーシャルメディア活用度に関する企業調査を行い、
国内でソーシャルメディアを積極的に活用している企業のトップ50
リストを「ソーシャルメディア活用企業トップ50 」としてまとめま
したので、発表いたします。■調査の実施背景
昨年のTwitterブームや、最近のFacebookの注目度アップの影響もあ
り、日本においても企業によるソーシャルメディア活用が注目を集め
ています。その一方で、ソーシャルメディアの活用というと、最新のツールや
サービスの個別利用ばかりが注目されることが多く、「ソーシャル
メディア」と呼ばれるコミュニケーションサービス群全体への、総
合的な取り組みはあまり注目されてきませんでした。そこでこのたびAMNでは、日本における代表的なソーシャルメディア
サービスを中心に、複数のソーシャルメディアの活用に取り組んで
いる企業の活用状況についての調査を行い、ソーシャルメディア活
用に関心のある皆様の参考になればと、国内ソーシャルメディア活
用企業トップ50リストを作成いたしました。■「ソーシャルメディア活用企業トップ50」 ランキングページ
http://agilemedia.jp/sms/ranking.html【国内ソーシャルメディア活用企業調査のピックアップ】
本調査では、Twitterやブログのような不特定多数へ情報発信を行う
ソーシャルメディアだけでなく、mixi、GREE、モバゲータウンとい
った日本を代表する3つのSNS、さらに最近注目されているFacebook、
動画共有サイトYouTubeやニコニコ動画といった8つのソーシャルメ
ディアを対象としました。それぞれ公式アカウントや公式チャンネル、公式アプリなどの活用
状況について独自の調査を行い、それぞれの登録利用者数や動画の
再生回数などを指数化することで、複数のソーシャルメディアを
積極的に活用している企業50社のリストを抽出しました。本結果から、日本国内におけるソーシャルメディアの積極活用を行
っている企業のトップ10は、下記となりました。1位 日本コカ・コーラ株式会社
2位 サントリー株式会社
3位 株式会社セガ
4位 パナソニック株式会社
5位 株式会社ローソン
6位 味の素株式会社
7位 株式会社ナイキジャパン
8位 ソニー株式会社
9位 株式会社ユー・エス・ジェイ
10位 ユニリーバジャパン株式会社【企業に最も利用されているソーシャルメディアは「Twitter」】
なお、トップ50企業における各ソーシャルメディアのサービス別の
利用率では、Twitterは、50社のうち48社となる96%が何らかの形で
1つ以上アカウントを開設しており、企業が最も利用しているサー
ビスであることが分かりました。次いでYouTube82%、ブログの54%と
なりました。Twitter 96%
YouTube 82%
ブログ 54%
mixi 34%
GREE 30%
Facebook 24%
モバゲータウン 16%
ニコニコ動画 10%●所感:Twitter、YouTube、ブログのいずれも企業が利用するにあ
たってサービス自体は無料で利用できるため、活用ハードルの低さ
が高い利用率につながっていると想定されます。特にTwitterにおいては複数のアカウントを開設している企業も多く、
昨年一年で大きく企業利用が拡がりを見せていたことが確認できまし
た。また、Facebookについても注目の高まったこの数ヶ月で公式ページ
を開設した企業が多数みられ、Twitterと同様に無料でページを開設
できることが、企業利用を促進している可能性が考えられます。各ソーシャルメディアサービスのフォロワー数やファン数などの参加
・登録者数を比較した場合、Twitterでは1位「モスバーガー(17万
フォロワー)」、2位「ユニクロ(15万フォロワー)」であったこと
に対し、mixiやGREEにおいては20万以上の登録数がある企業関連アプ
リやアカウントが複数存在することが確認されました。これに関して、mixiやGREEではサービス自体の特長だけではなく、企
業のサービス利用が有料であるため、アカウントを開設する場合、そ
れに見合う誘導コスト等をかけた大規模な企画になっていることが多
いことも影響していると考えられます。また、モバゲータウンに関しても、友達登録の実数値が確認できない
ため推測値となりますが、同様の傾向が想定されます。動画系サービ
スでは、ニコニコ動画はサービス利用企業数でみると少ないのですが
、YouTubeを利用している企業の再生回数の幅と比較すると、企業の
サービス利用が有料であるニコニコ動画が安定して高い再生回数を確
保しているという同様の傾向が見られます。Facebookに関しては、現時点では1位の「ユニクロ」でも登録者が2万
人程度と、比較的小規模のコミュニティが中心となっていますが、今
年に入ってからのサービス普及に伴い速いペースでの登録者の増加傾
向が確認できています。なお、調査対象となった各社アカウントの中には、キャンペーン期間
中のみの運用で活動を終了し、折角登録したユーザーとのコミュニケ
ーションを停止しているものも散見されました。これに関して、今後
ソーシャルメディアが、企業と消費者とのコミュニケーションを生み
育てていくツールとして普及するかは、キャンペーン以外での企業の
継続的利用が広がるかどうかにあると考えられます。
「調査対象となった各社アカウントの中には、キャンペーン期間中のみの運用で活動を終了し、折角登録したユーザーとのコミュニケーションを停止しているものも散見されました」って、マスメディアマーケティングの考え方から抜け出せていないんだろうなあ。ソーシャルメディアマーケティングのよさって、キャンペーンを繰り返せば、どんどんその企業のファンが増えていくことにある。どんどん「座布団」を重ねる感じで増えてって、次回からのキャンペーンがずいぶんと楽になるんだけどなあ。もったいない。
AMNでは「ソーシャルメディアトレーニング」というサービスを提供するそうです。マーケティングのあり方って本当に激的に変化してきているし、AMNってソーシャルメディアに最も詳しい人たちの集団だから、結構いいかもね。