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ngi group株式会社は、既に提供中のソーシャルメディア上のマーケティングツール「ngi ソーシャルコネクト」の機能を強化、ソーシャルメディア上でユーザーが発信した情報の軌跡を追跡し情報がどのように拡散していったかを把握できるサービス「ngi ソーシャルプロモーション」の提供を開始した。自社サイトに導入することで、自社サイトにとってのTwitter、Mixi、Facebook上でのインフルエンサーを把握できるようになる。
サイト上の記事などにngi提供のボタンを設置することで、そのサイトを訪問したユーザーはTwitter、Mixi、Facebookのうち好きなソーシャルメディアを選んで短いメッセージを発信できるのが、「ソーシャルコネクト」。サイト運営者にとっては、Twitter、Mixi、FacebookのRTボタンや「いいね!」ボタンをそれぞれ設置しなくても、1つのngi提供ボタンをつけることで3つのソーシャルメディアの「つぶやき」に対応できるというメリットがある。
今回の「ソーシャルプロモーション」の機能強化では、それぞれのソーシャルメディアを通じて「つぶやき」がどのように伝播していったかを把握できる。
具体的には、サイト上でngi提供の「ソーシャルコネクト」のボタンをクリックして「つぶやく」と、自動生成される短縮URLの中に個別のコードが埋め込まれる。例えば会員サイトの場合、登録会員のAさんがつぶやいたメッセージが次々とRTされ拡散し、何回目かのRTを見てBさんがサイトにアクセスし会員登録した場合でも、Aさんの「つぶやき」のRTを見てBさんがコンバージョンしたことが分かるようになっている。
ngiによると、3つのソーシャルメディアのボタンを簡単に設置できる「ソーシャルコネクト」は無料。それを使ったプロモーションやキャンペーンを簡単に作れる「ソーシャルプロモーション」は、初期導入費用や月額利用料を低額に抑え、会員登録などのコンバージョンごとの従量課金制の料金体系になっているという。管理画面は「ソーシャルコネクト」「ソーシャルプロモーション」ともに共通で、管理画面を使ってキャンペーンページが非常に簡単に構築できることが好評を得ているそうだ。
「mixi、Twitter、Facebook、どれに対応すべきでしょうか」という質問をよく受けるが、日本では当面は少なくともこの3つすべて対応するしかない。それを一元管理できるサービス「ソーシャルコネクト」を提供するという、ngiのセンスはさすが。ただ言ってしまえば、手間が簡略化されるというそれだけのこと。
しかし今回の「ソーシャルプロモーション」では3つのソーシャルメディア上でのキャンペーンを一元管理できるようになり、しかも情報伝播をある程度トラッキングできるようになるという。これは結構ニーズがあるんじゃないだろうか。代理店経由の展開も検討中という。