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近くにいる人とリアルタイムチャットを可能にするスケスケ社会アプリ「Yobongo」が地区限定で登場 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]


 スケスケ社会の到来である。Yobongoは、スマートフォンのGPS機能を使用し、近くにいるYobongoユーザー同士をリアルタイムチャットで結びつけるというもの。本日、地域を限定しローンチされた。すでにiTunes Storeから無料でダウンロードできるようになっている。

 残念ながら、使用できるのはサンフランシスコ、テキサス州オースティン、ニューショーク、ロングビーチのみで日本はスタートしていない。次に展開する都市をTwitterやfacebookで募集しているので、みんなで日本をリコメンできれば早くローンチされるかもしれない。





 Yobongoを起動すると冒頭の画面のようにユーザーリストが表示され、近所チャットが自動で開始される。Twitterやfacebookで繰り広げられる「スタバで仕事する」とかいったつぶやきに、誰かが反応してくる。「スタバで仕事する。新しいiPhoneアプリの設計してるけど、いまいちわからない点がおおい」→「あ、その辺得意だよ。教えようか?」みたいな世界のイメージになるのだろうか。

 ちょっと怖い面もあるが、ちゃんとプライベートモードも用意されているので一安心。以下、Yobongoのイメージビデオ。可能性に満ち溢れるが、画面ばかり見てないで周りを見て感じろ、とか思う面も。

 ところで、スケスケ社会といえば頓智ドットの「DOMO」。そのDOMOとYobongoは、アメリカで開催されているイベントSXSWにあわせ、オースティンサンフランシスコ でパーティイベントを開催するほどの関係。ニアバイ(nearby ご近所)つながりってことで、スケスケ社会を協力に推進しようとしているようだ。

・Yobongo – Chat with people nearby
http://yobongo.com/

蛇足:僕はこう思ったッス

湯川さんも「リアル」「クローズド」というキーワードを持ち出しているが、北米ではすでにリアルタイムチャットのサービスが一杯登場してきている(あとでまとめ記事書くじょ)。日本でもずっと前から、アーリーアダプター以外は、携帯メールやSMSでその状態にあるとも言える。スマホ時代になりつつあり、アメリカ磁石にくっついているITアーリーダプターと一般層が融合したマーケットになるのは間違いなさそうだ。キーワードは「リアルタイムチャット」。僕はクローズドはオプションくらいで考えている。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。十代からメディアクリエイターとして活動。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。ソーシャルメディア創出育成のプロ。 / 現在TechWaveを中心に完全復帰中。ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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