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ビットバレーの夢よ再び、“ネットエイジマフィア”達の啓蟄【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]


2011年3月6日都内某所、秘密裏に集合したネットエイジマフィア達

 「啓蟄(けいちつ)」ー冬ごもりをしていた虫が地中からはい出るとされる3月6日、都内某所の隠れ家的ラウンジにネットエイジ創業者西川潔氏ら関係者達が一同に集められた。
 





 ネットエイジといえば、1998年の創業後、ITベンチャーの草分け的存在として「ビットバレー」ムーブメントを起こし、名だたる起業家やサービスを多数世に送り出した伝説的企業だ。2006年に東証マザーズに上場、2007年にngi groupに社名変更している。その後、2011年創業者西川潔氏によって、もう一つのネットエイジが新たに誕生した。

 ネットエイジ関係者が関与する/したサービスや企業は「Yahoo!自動車」や「FreeML」を筆頭に到底数え切れるものではないが、現存するものでざっと思いつくだけでも「ミクシィ」「グリー」「アルトビジョン」「ECナビ」「ネットマイル」「」「フィードパス」「富士山マガジンサービス」「フラクタリスト(ngi groupと合併)」「楽天」「Fringe81」「アイスタイル(@cosme)」「データセクション」「頓智ドット」「ジンガジャパン」「エンターモーション」「カマド(リブリス)」(順不同)。と名だたるブランドが勢揃い。ゲームからBtoBまであらゆる業界 に暗躍 で活躍している。

 彼らは「4年周期、12年周期の大波がきている」と啓蟄のこの日に集合。同窓会的な雰囲気の中、ネットエイジの “リスクを楽しむ” という文化と少々無茶ぶりな成長を湛えあい、次なるステージに向けた期待感に誰も胸を踊らせた。

 ビットバレーは一瞬の夢で終了してしまったような気がするが、彼らの話を聞いていると、今まさに日本発でより大きな夢を叶える時期が到来したということを実感する。うごめくネット界のやり手軍団の今後から目がはなせなくなりそうだ。

蛇足:僕はこう思ったッス

注意)注意:悪い人達ではありません。集会もfoursquare等で思いっきりシェアされております

ある意味、怖いことを平気でやってしまう、大胆な人達。彼らの言葉にはいつも勇気付けられる。目前に迫る大波をどう遊ぶか、ドキドキが止まらない。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。十代からメディアクリエイターとして活動。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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