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そのほか興味深いのは、電子雑誌と紙の雑誌の両方を読むユーザーの中で、「iPad上の電子雑誌のほうがいい」と答えた人が51%に達し、「紙の雑誌のほうがいい」と答えた人の23%を大きく上回った。日本では「紙の雑誌のほうがいい」という意見を耳にすることがあるが、実際に電子雑誌を読む英国人の間では、電子雑誌のほうが人気があることが分かった。
また「自分の好きなブランドが出す無料アプリには非常に興味がある」と答えた人は84%にも達した。ブランディングツールとしてアプリが利用できる可能性を示している。
そのほかの結果は次の通り。
- デスクトップパソコンの使用頻度が減った(35%)
ノートパソコンの使用頻度が減った(39%)
主に娯楽目的で使う(53%)
主に仕事目的で使う(18%)
毎日使う(87%)
一日に30分から一時間使う(32%)
一日に2時間以上使う(24%)
利用場所は、やはり寝室が多い。キッチンで使うというのは、どういうことだろう。レシピを見るということなのだろうか。また男性の中にはトイレで使う人が多くて笑える。「トイレで新聞」という習慣で「トイレでiPad」なのだろうか?
- ベッドルームで使う(69%)
キッチンで使う(42%)
トイレで使う(男性・20%)
利用目的は以下の通り。まあ妥当なところか。
- ウェブ閲覧(75%)
ゲーム(48%)
ソーシャル・ネットワーク(41%)
製品やサービスの検索(29%)
電子書籍(25%)
音楽(21%)
買い物(19%)
電子雑誌(13%)
仕事(13%)
テレビ(11%)
蛇足:オレはこう思う
文化による違いは多少あるかもしれないが、「iPadはこんなふうに使われるんだろうなあ」と思っていた通りの結果が出た。やはり一番重要なのは、アーリーアダプターよりマスユーザーに普及しているということ。米国のiPad2の購入者の7割が新規ユーザーという調査結果もあるので、iPad2が日本でも発売になれば、よりマスなiPadユーザーが増えることになる。iPad向け製品やサービス、マーケティングは、アーリーアダプター狙いではなく、よりマスな層を狙ってもいいんじゃないかと思う。