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iPadは一般ユーザーに普及 英のアンケート結果【湯川】

[読了時間:2分]
 英情報サイトのSevenは、英国のiPadユーザー1007人を対象に行ったアンケート調査の結果を発表した。Appleのデバイスはこれまでアーリーアダプターを中心に普及することが多かったが、アンケートに応じたユーザーの63%が「新しいガジェットは、まず評価が定まってから購入する」と答えており、英国ではiPadがアーリーアダプターというより一般ユーザーに普及していることが分かった。

 そのほか興味深いのは、電子雑誌と紙の雑誌の両方を読むユーザーの中で、「iPad上の電子雑誌のほうがいい」と答えた人が51%に達し、「紙の雑誌のほうがいい」と答えた人の23%を大きく上回った。日本では「紙の雑誌のほうがいい」という意見を耳にすることがあるが、実際に電子雑誌を読む英国人の間では、電子雑誌のほうが人気があることが分かった。

 また「自分の好きなブランドが出す無料アプリには非常に興味がある」と答えた人は84%にも達した。ブランディングツールとしてアプリが利用できる可能性を示している。


 そのほかの結果は次の通り。

 利用場所は、やはり寝室が多い。キッチンで使うというのは、どういうことだろう。レシピを見るということなのだろうか。また男性の中にはトイレで使う人が多くて笑える。「トイレで新聞」という習慣で「トイレでiPad」なのだろうか?

 利用目的は以下の通り。まあ妥当なところか。

蛇足:オレはこう思う
文化による違いは多少あるかもしれないが、「iPadはこんなふうに使われるんだろうなあ」と思っていた通りの結果が出た。やはり一番重要なのは、アーリーアダプターよりマスユーザーに普及しているということ。米国のiPad2の購入者の7割が新規ユーザーという調査結果もあるので、iPad2が日本でも発売になれば、よりマスなiPadユーザーが増えることになる。iPad向け製品やサービス、マーケティングは、アーリーアダプター狙いではなく、よりマスな層を狙ってもいいんじゃないかと思う。
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