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2015年までiPadが市場独占=Gartner予測【湯川】

[読了時間:1分]
 米調査会社Gartnerは、世界のタブレットPCの市場でAppleのiOS搭載機が2015年までのあと3年間は過半数のシェアを占めるとの予測を発表した

 Gartnerのリサーチ担当副社長のCarolina Milanesi氏は、「iPadに対する消費者、企業の反応を見て、競合ベンダーはハードウェアのスペックで対抗しようとするが、大事なのはアプリや、サービス、ユーザーエクスペリエンスそのものだ」と語っている。

蛇足:オレはこう思う
スマートフォンもそうだけど、スペックそのものではAndroid陣営の中に優れた機種も存在するけど、全体的な使い勝手ではiOSデバイスのほうが上だと思う。Androidはメーカーがいろいろな形状のデバイスを自由に作れるので、消費者にとってはハード面での選択肢が広がるというメリットがある。でもその半面いろいろな形状のデバイスがあるので、あるデバイスでは使えるけれど別のデバイスではつかえないというアプリが出てくる。僕の持っているAndroid端末はハードキーボード付きの横長画面だが、アプリによっては縦長画面でしか使えないものがあるので、そのアプリを使うときは端末を縦に持たなければならない。友人のAndroid端末は小さくてかわいいけれど、画面が小さいのでアプリによってはソフトキーボードがうまく表示されないのだという。

 その点AppleのデバイスはiPhone、iPad touchの画面サイズは1つ、iPadの画面サイズは1つ。すべてのiPhone用アプリはiPhoneで完璧に表示されるし、すべてのiPadアプリもiPadで完璧に表示される。

 競争がハード面だけならAndroidというオープンなプラットフォームのほうが有利かもしれないが、アプリを含む全体の使い勝手ならば統一された規格のほうが有利なのかもしれない。

 だから僕は7インチタブレットは普及しないと思う。ハード面では7インチという大きさに対するニーズは確かにあると思うのだけど、アプリを含めた使い勝手となると、余程7インチが普及しない限り7インチに合ったアプリが十分には出揃わないと思うから。

 ということで無理矢理マスキンとの論争を再燃させてみるテストw。“7インチ”は一大市場を作るか? サムソン発ティーザー動画と写真で考える【@maskin】 : TechWave

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