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マネックス、米ネット証券を買収 グローバル経営加速 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:2分]

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 マネックスグループは4月21日、米フロリダ州のオンライン証券トレードステーションと友好的買収で合意したと発表した。買収額は約4億1100万米ドル。





 同社は2008年から中国に進出、2010年に香港ネット証券「BOOM 証券グループ」を買収するなどグローバル展開に注力。トレードステーションは、米国市場に上々しているオンライン証券会社6社のうちの一つで、プレスリリースによれば

Dow Jones 発行の投資家向け金融情報紙「Barron’s」における2011 年オンライン証券セクターで総合1 位にランクされている

とのことで、この買収により「共有プラットフォームの構築などにより両社合算の現在の固定費20%の削減、および営業利益率を40%まで向上」するメリットがあるという。

 同社は「収益や顧客の基盤分散」を目標とすることを強調しており、経済ブログ MarketHackも「「本気」を感じさせます」と評価している。

【関連URL】
・プレスリリース[PDF] マネックスグループ株式会社
http://www.monexgroup.jp/jp/news_release/pdf/press2011_04_21_tradestation.pdf
・マネックスが買収するTradeStation(トレードステーション)とは? – Market Hack(外国株ひろば Version 2.0) – ライブドアブログ
http://markethack.net/archives/51721605.html

蛇足:僕はこう思ったッス

金融の話題ではあるが、ITの分野とも関係がある本件。グローバルな視点で経営することが、スタートアップを含めたIT全般に求められる日も近いと考えてもいいのではないかと感じた(もちろん、すでにそうしているスタートアップも存在するわけだが)
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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