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フラッシュマーケッティング x ギフト x ローカル?! Twitterのフレンドに無料ギフトを贈れる「Smylish」 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]

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 ネットイヤーグループは5月16日、スマートフォンおよび携帯でTwitterのフレンドに無料でギフトをプレゼントできる新サービス「Smylish(スマイリッシュ)」をスタートした。

 送付できるのは1日に1人まで。SmylishのサイトでTwitterアカウント認証後、フォローしている人から宛先を選択すると、ギフト情報がTwitterのツィート経由で送付される。受取った人は、実店舗に行ってギフトを受け取ることができるというもの。





 現状、サイトには1日に1商品のみが表示され、規定数が終了すると売り切れになってしまう。ギャザリングや最低数などはないもののフラッシュマーケティングサイトのような要素もある。

 5月16日から5月22日は資生堂グループのイプサ提供で「カウンセリング体験&1週間使えるスキンケアキット(サンプル)」が商品となっており、1日限定100個が提供されている。このギフトの交換は、東京の西武百貨店渋谷店および東急百貨店東横店のイプサショップのみとなる。地域が限定されるため人を選ぶサービスではあるが、将来「複数地域などに拡大する計画」(スマイリッシュ担当者)だという。

 無料ギフトのコストはギフト提供企業が負担…要するにそのコストで実店舗への集客だけでなくソーシャルメディアにおけるバズ効果も期待しているわけだ。ローカルエリアマーケティングとフラッシュマーケティング、そしてソーシャルメディアが連携するこのサービス、商品の質、立地、話題性どう采配するか売り方が難しいサービスと感じるが、ギフトという万人向けかつ人間関係(ソーシャル)に深い商材にフォーカスしたことで急成長する可能性もある。

【参考URL】
●smylish
http://smylish.com/

●ネットイヤーグループ、“毎日のありがとう”を日本に広げるソーシャルギフトサービス「Smylish(スマイリッシュ)」を開始
http://www.netyear.net/news/press/20110516.html

蛇足:僕はこう思ったッス

ジオメディア連携等により地方経済との連携ができないか?と思った。店舗受取りしばりにすることで、全国でギフト贈答→地方で受取り→、、、この先のストーリーがソーシャル(人との関係)で深い意味を持てば素敵。また、ローカルナノコミュニティでも成立するのでは? という気もする。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、アパート起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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