サイトアイコン TechWave(テックウェーブ)

日本発だって世界と戦える! ソーシャルプリクラ「Snapeee」がアジアで躍進 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]

screenshot_04

 2011年5月12日に公開されたiOSアプリ「Snapeee」のアジア地域における躍進が目ざましい。ダウンロード件数は本日の見込み値としては45000。台湾ではリリース2日目の時点で“写真”カテゴリーでInstagramを抜き2位。本日5月18日時点でも3位をキープしている。他の地域でも動きが活発化している。





 台湾の後は香港だ。香港の勢いは特にすさまじく、直近で写真カテゴリー1位、無料総合でも18位にランクインしている。Instagramは写真3位につけているが、総合では43位と大きく差をつけた結果となった。

 とはいえSnapeeeは特別なプロモーションを行っているわけではない。「英語版をリリースしただけで、アジア地域での反応は意外でした。女性や顔出し写真の割合は想像以上に高かったです」とSnapeee開発のマインドパレット 小林佑次社長は語る。

 なお、マインドパレット小林氏は本日5月18日、Apple Store銀座店にて「2011年のヒットアプリは俺が出す!全国アプリ自慢大会」に出演。最新動向などについて報告するとのこと。

【参考URL】
●Snapeee
http://snape.ee/ja/
●ソーシャルアプリ、Webコンテンツの企画・開発|株式会社マインドパレット
http://mindpl.co.jp/

蛇足:僕はこう思ったッス

嬉しい誤算とはいえ、日本で活動する企業が躍進できるチャンスがあるということことが証明されたいいニュースだと思う。海外展開は北米にロイヤー(法律事務所)を抱えないと無理というセオリーがあったが(僕自身もそう思い込んでいた)、日本国内にいながら広告費をかけることなく成長できる手法が確立すれば、この業界における相当な強みになるのではないか。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、アパート起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
書籍情報・詳しいプロフィールはこちら


モバイルバージョンを終了