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スマートフォンのGPS機能を活用した日本語対応ジオロケーションサービスといえば、店舗や施設検索系、foursquareを代表とするチェックイン&コミュニケーション系が多数。ゲーム系ではガラケーならコロプラなどはあるが、スマートフォンではセカイカメラで提供されるゲームはいくつかある程度に留まっているのが現状。
ダイノエンターテインメントが間も無く公開するiOS用無料アプリ「TREASURE SQUARE」は、GPSを活用した本格的ソーシャルゲーム。位置情報の取得にはfousquareと連携するが、将来的にGREE等への対応版も用意する予定だ。20年近くゲーム業界で活躍してきた高崎俊行氏が位置情報にフォーカスしたサービスの第一段となる。
【ダイノエンターテインメント株式会社 CEO 高崎 俊行 氏 プロフィール】
1993年テクモ(現コーエーテクモゲームス)入社。プログラマーとしてキャ
リアをスタート。スーパーファミコン、プレイステーション等のタイト ル参画後、
PCオンラインゲームのプロデューサーを経て2010年退社。同年秋Dyno
Entertainment設立。
高崎氏がゲーム作りの中心に据えるのは位置情報とスマートフォン。長年培ってきたゲーム開発のノウハウを分解&再構築し「普段の生活を楽しくする」という点に強くこだわったアプリ作りを行っている。
iOSアプリ「TREASURE SQUARE」は、位置情報を活用し日常接する街中の店舗や施設をロールプレイングゲームの舞台にしてしまうというもの。位置情報サービスと連携し、チェックインすることで敵と戦い経験値を得たりアイテムを入手したりする。街を遺跡と見たて、秘宝を目ざし奥へと進んでいくというストーリーなのだ。
ユーザーがやることは施設へのチェックインだけとシンプル。しかし全ての施設が遺跡になる上、そこで発生するイベントは豊富で得られるアイテム等も異なります。例えば「レアアイテムを求め、いつもつは違う帰り道でチェックイン!」といった具合に、日常生活そのものがこのゲームで楽しく変化していきます。(高崎氏)
まさにジオロケーション系サービスのゲーミフィケーション(ゲーム要素による改善、後日別記事にしさう)ともいえるこのサービス。ゲーム要素による継続性の高さから、ローカルコマース向けのタイアップなどを展開していく考えだという。
例えば、同じ喫茶店でもゲームのレアアイテムが出現する店の方が足を運びやすいと考えています(高崎氏)。
ダイノエンターテインメントは、まもなく英語版を公開。その後、一ヶ月以内に日本語版も公開する。さらにその後、一ヶ月以内にアイテム販売も開始する予定。リアル店舗と、日本国内で位置情報サービス+ゲームという強力な誘引&関係継続を特徴を活かしたタイアップも行う計画だ。
【参考URL】
●Dyno Entertainment
http://www.dyno.co.jp/
コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。