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リブリスがamadanaとコラボ、ドコモのスマートフォンに標準搭載へ【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]

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 欲しいとあげるをつなげるサービス「リブリス(Livlis)」が、デザイン家電を手がけるリアル・フリートの家電総合ブランド「amadana」の新製品「ドコモ スマートフォンMEDIAS WP N-06C amadanaコラボモデル」に標準搭載されることになった。搭載されるのはamadanaとリブリスとのコラボとしてリデザインしたサービス「amadanaソーシャルクラシファイド」で、リブリスの仕組みを利用し、amadanaファン同士の交流を促すという。





 「ドコモ スマートフォンMEDIAS WP N-06C amadanaコラボモデル」は、amadana がNTT ドコモとNEC カシオモバイルコミュニケーションズとのコラボレーションにより誕生したもので、amadanaとしては初のスマートフォンとなる。発売は6月24日、ドコモ取扱店で販売開始となる。

 このスマートフォンには、音楽系アプリ「Delivery DJ」でamadanaがセレクトした音楽をストリーミングで聴くことができたり、amadana専用ウィジェットが提供されるなど、amadanaならではの特徴付けが行われている。リブリスのプリインストールもその一環ということだが、コミュニティサービスによるブランディングというのはあまり例がなく興味深い。

【参考URL】
●『Livlis(リブリス)』 のAndroidアプリ版、「amadana x ドコモ x NEC」 コラボモデルに『 amadana ソーシャルクラシファイド』 として登場
http://kmdo.jp/blog/?p=310
●N-06C アマダナケータイ4 – ソーシャルクラシファイド
http://www.amadana.com/info/11/n06c/n06c_social.html

蛇足:僕はこう思ったッス
単なるコラボのニュースではなく、実は元はてな川崎裕一氏の野心が見えたような気がするニュースだと思う。日本のクラシファイド(募集広告や告知)サービスでシェアを得ようとしているであろうリブリス。物々交換のような血のかよったコミュニケーションは、ユーザー同士の近接度を高くする。amadanaのようなクオリティ重視製品はファンが大切なわけで、そこにリブリスが関係することでファンの結束力がより強くなるという構図ではないか。そして逆にクラシファイドを全国で浸透させるにはデバイスは欠かせない。その絶妙なバランスによるコラボと僕は感じた。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・詳しいプロフィールはこちら


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