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迷えるAndroid使いに最適、あなたにピッタリのアプリをお勧めしてくれる「appmom」 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:2分]

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 ECナビとモバイルメディアの開発・運営を行うAZは6月15日、共同でAndroid端末の使用状況からお勧めのアプリを紹介する「appmom(アップモン) α版」のテストユーザーの募集を開始した。ユーザー登録時の情報やアプリ利用状況から適切なアプリをお勧めする仕組みだ。このアプリを担当した椿奈緒子氏はアンドロイドケータイを持ったはいいもののアプリを使いこなすのは難しい。。。もっと簡単に、もっと自分に合うアプリを見つけられないか」という疑問が企画のきっかけとなったと説明する。




 確かにAndroidアプリは数こそ増えているものの、Android Marketを見ただけでは何が人気があるのかよくわからないし、アプリ専門サイトだと広告なのか純粋な記事なのかが明確でなかったり、ライターの主張が強くて実際入れてみても「何これぜんぜんイケてない」という状態が頻繁に発生するのが現状。その点、appmomはインストール直後であっても「事前にリサーチをした実データから、保有してない定番アプリやユーザー属性などから判断してリコメンド」(椿氏)をするなど、“アプリ不足”に悩むユーザーを最大限に支援してくれる構造になっている。

 今回発表したα版は、リコメンドの精度を向上させアプリの完成度を上げるために、テストユーザーを募集して限定的に運営。その成果からチューニングを行い、7月にもβ版として公開する考えだ。テストユーザーへの応募は、Twitterアカウント @appmomjpをフォローし、その旨伝え起動パスワードを受け取ることで完了する。α版アプリはAndroidMarketからダウンロードできるが、起動には起動パスワードが必要となる。

 appmomは広告収益がメインだが、リコメンド精度の向上により、ユーザーにマッチした広告の提供などを行い収益力アップを狙っていきたい考えだ。

Appmomのデモムービーとプレゼン時のデータ


■ 関連URL
・ECナビ、Androidアプリの無料レコメンドアプリ「appmom α版」のユーザー招待を開始
http://ecnavi.co.jp/news/press/details/361

蛇足:僕はこう思ったッス
Androidは、日本で話題になる前から使用しているが、実用的なアプリ見つけることがなかなかできない。結局、コミュニケーション系(Facebook/Twitter)とニュース系だけ入れて終了。まさに椿さんと同じ悩みを抱えていた。appmomは、タイトル画面のリスがヘタウマ(失礼)でいい感じなのに増して、きちんと“こんなのあったらいいなー”というものが出てくるのがいい。おすすめだ。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・詳しいプロフィールはこちら


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