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モバゲーが米AT&Tと提携、Androidフォン上にプリインストール【湯川】

[読了時間:1分]

 モバゲータウンを運営する株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、同社の米子会社ngmocoと米通信事業者最大手AT&Tがスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」の米国内向けサービスに関して業務提携すると発表した。今年中にAT&T提供のAndroidフォン上で、Mobageが優先的に表示されるようになるという。

 DeNAは、世界の英語圏でAndroid搭載スマートフォン向けに「Mobage」の提供を発表したばかり。早速、大きな案件がまとまった形だ。

 今回の業務提携のもと、両社は、全米に広がるAT&TのAndroidユーザがより快適にグローバル版「Mobage」を楽しめるよう、今年中にAT&T提供のAndroid搭載スマートフォンにおいて、グローバル版「Mobage」の優先的な露出を図ります。(発表文)

 「優先的な露出」とは、トップ画面、もしくはそれに近い場所へのプリインストールのことを意味するものとみられるが、詳しくは不明。今回の提携はどのような条件で行われたかという詳細も不明。当然、なんらかのレベニューシェアはあるものと思われる。DeNAに問い合わせたが、契約上、多くを明らかにできないようだ。

 世界のモバイルのソーシャルゲームの領域では、AppleのiOS上の「Game Center」、グリー傘下の「OpenFeint」、それにDeNAの「Mobage」が3強となる。

蛇足:オレはこう思う

 もちろんそう遠くない将来には、Facebookもモバイル上のソーシャルゲームの領域に参入してくるだろうから、最終的には4強になるだろう。とはいえその中に2社も日本企業が入っているのって、やっぱりすごい。

 そういやグリーも昨日、世界のユーザー数が1億3000万人に達したって、発表していた。すごいね。日本のユーザーが2700万人だから、ほとんどが海外ユーザー。

 やはり日本はゲームやポップカルチャーといった領域で世界をリードする国になるんだろうなあ。

 さてAT&TのAndroidフォンにモバゲーがプリインされるんだろうけど、プリインってどれくらい効果があるんだろう。パソコンの世界では、プリインソフトって価値あるものじゃないとまったく使われないからなあ。

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