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動画観放題サービス「hulu」が日本上陸、マルチデバイス対応で月額1480円 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:2分]

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 北米で主要テレビ局の番組やハリウッド映画を配信する「hulu」が9月1日、日本国内でサービスを開始した。価格は月額1480円(税込)で追加料金などは不要だ。

 提供されるのはFOXやディズニー、ワーナーブラザーズ、ソニーなど有力スタジオの映画やテレビドラマ数千本に及び、「LOST」や「24」といった人気テレビ番組も含まれる。



 映像はHDクオリティにも対応しており、試聴はパソコンやスマートフォン(iOS/Android)からはもちろん、一部のパナソニック製テレビ、今後はソニー製テレビやプレイステーション3、Xbox360からも試聴できるようになる。

 入会しなくても多くの番組の初回エピソードや予告編を試聴することができるが、現在、キャンペーンとして1か月間の無料試聴期間を提供しており、期間内全タイトルを無料楽しむことができる。

 Market Hackによると北米での利用者は90万人。主要株主はメディアで構成されている。YouTubeに次ぐ成長サービスで身売りの噂などもあるが、成長が見込めるアジアへの一歩ということで順調に拡大していると促えていいだろう。

【関連URL】
・Hulu – ハリウッドの人気映画やテレビ番組がお手軽に見放題
http://www.hulu.jp/

蛇足:僕はこう思ったッス
iTunes、Play Station Network、Xbox Liveと同様のコンテンツを購入できるプラットフォームが存在する中での参入。しかし、PCを含めたマルチプラットフォームを前提としたサービスは他にないので優位だと言えるだろう。今後、huluの世界展開の中で、どういった動きを見せるか。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・詳しいプロフィールはこちら


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