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ネイバージャパン 事業戦略室長 舛田淳氏が9月27日夜、衝撃的なツィートを投稿した。Google Adnsenseとの決別。「 NAVERは「NAVERまとめ」というサービスの革新性をさらに高めつつ、1つのマネタイズモデルに依存をしないインセンティブモデルの可能性を追求してまいります」と続く。
様々な試みで日本の新興ネット界をリードする同社に何が起ったのか。公式発表によると「今年3月末よりGoogleからガイドライン違反の警告を頻繁に受け」ていたとのこと。一度は全配信停止となり復活していたが、再び配信停止の警告を受けたものの、具体性がないため対応に困っていたようだ。
警告はわいせつな映像や著作権侵害コンテンツなどの掲示で、それらの累積から今回の警告に至ったとのこと。しかし、そもそも、NAVERは過去に警告を受け配信停止の措置を受けた後、約30万本のまとめをチェックするなどをし、再審査により再度配信するという対応を取っている。また、NAVERまとめは、外部のコンテンツ共有サービスの配信機能を使用し、あくまで呼び出して利用しているだけなのだが、その配信元のサービスで広告停止になったという話は耳に入ってこない。
これを受けて、NAVERまとめユーザーなどが具体的に問題となる部分の特定にあたったが “よくわからない” という状況。NAVERも公式発表で「どの動画が権利侵害なのかを判断することが非常に困難」と説明している。
結局、中身が見えない警告をしてくるGoogleと対峙するよりは、収益やユーザー減となったとしても(NHNジャパン)グループのJリスティングの広告に移行するなどして、NAVERまとめの魅力を第一に考え独自の路線を進むという舛田氏の考えになったようだ。
NAVERまとめでは2010年11月からAdSense広告を利用したインセンティブプログラムをスタートしており、まとめページの作成者に対して広告収益を全額還元していた。
【関連URL】
・まとめインセンティブにおけるAdSense広告配信停止について
http://corp.naver.jp/press/press_detail?docId=488
・※2 Google AdSense Online 標準契約条件
https://www.google.com/adsense/localized-termsl
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。emacs使い。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。